”0.5㎜”を侮るなかれ! 廻り縁では命取り⁈ その理由とは? | LGS・石膏ボード・ケイカル板を施工続けて35年の内装下地工事店 年間5万㎡の天井・壁をつくる群馬県・株式会社中島内装のブログ

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1級技能検定合格者を有する専属職人が年間およそ50000㎡以上の天井・壁をつくっています 先代より創業35年の信頼と実績で内装下地工事を中島内装2代目社長が解説するブログ

弊社が使っている天井の廻り縁
 
天井に貼る建材の厚みに合わせて
廻り縁はつくられています
 
 
その建材に合った廻り縁を
使わないと・・・トンデモナイことに⁈
 
 
今回はそんなお話をしていきます

 

 

群馬県館林市で

”軽量鉄骨下事工事(LGS)”

”石こうボード”や”ケイカル板”など

【天井や壁】の内装建材を施工ています 

 

㈱中島内装の中島です

 
 

この業界で培ったノウハウを

気になるアナタにお届けします

 

少しでもお役に立てることが

出来れば嬉しいですグッド!

 

 

それではいきます

 
 
 
 
天井の見栄えをよくするために
”廻り縁”を使います
 
 
特に弊社の仕事では
”コ型”の廻り縁を主に使います
 
上の写真は石こうボードの12.5㎜厚用の
廻り縁を使っています
 
 
当然ではありますが
天井に使う建材の厚みそれぞれの
廻り縁があるんですよニコニコ
 
 
ケイカル板6㎜用↓
 
 
化粧石こうボード(ジプトーン等)用↓
 
 
そして岩綿吸音板(ソーラトンや
ダイロートン等)用↓
 
 
どんな形状の廻り縁であっても
それぞれの建材の厚みに
対応しています
 
それがとても良いところですねウインク
 
 
 
・・・ただね
岩綿吸音板に廻り縁を使う場合
注意が必要になってきます
 
 
というのも、岩綿吸音板の厚みは
”9㎜””12㎜”の2種類があります
 
 
 
 
一方、石こうボードは
”9.5㎜””12.5㎜”という
厚みの種類がります
吉野石膏HPより抜粋
※化粧石こうボードは9.5㎜です
 
 
そのわずか”0.5㎜”
廻り縁の見栄えが変わってしまいます滝汗
↑岩綿吸音板9㎜厚と化粧石こうボード9.5㎜
 
論より証拠…下の写真を見てください↓
 
岩綿吸音板9㎜に石こうボード9.5㎜用の
廻り縁を付けてみました
 
 
ごくわずかだけどスキマが見えるでしょ
 
そのスキマが後になって
見映えを悪くしてしまいます

↑左が岩綿吸音板用の廻り縁
右が石こうボード9.5㎜用の廻り縁
 
 
とあるメーカーさんのお話で
岩綿吸音板に誤って石こうボード9.5㎜用の
廻り縁を使ってしまい
 
お客様がちょっとしたスキマが
気になると言われすべての
廻り縁を交換した…という
失敗をしてしまった
工事業者がいるそうな滝汗
 
 
わずか”0.5㎜”だけど
されど”0.5㎜”にこだわる方
がいるわけで注意が必要なんです
 
 
ちなみに・・・岩綿吸音板用の
廻り縁に石こうボードは
入りませんので大丈夫です
↑岩綿吸音板用の廻り縁に
石こうボードを入れてみた様子
 
 
 
以上となります
 
内装仕上げ工事はわずか数㎜ズレると
見映えがおかしくなるシビアな世界
 
廻り縁のように1ミリ未満の世界でも
仕上がりが大きく変わってしまいます
 
 
普段使っている建物…室内では
数㎜のこだわりを持ってつくっている
職人がいることを知って頂けると
非常に嬉しく感じますニコニコ
 
 
これからも数㎜のこだわり話を
していきますので
 
気になることがありましたら
メールなりコメントでもいいので
質問を受け付けているので
どんどん送ってください
 
ちなみに・・・1つの廻り縁で
天井に貼る建材の厚みの種類だけで
”9種類”あるんですよウインク
 
↑コ型廻り縁カタログサトウ功材HPより
 
 
参考にしてくださいねビックリマーク
 
 
 
 
今日はこのへんで
 

ご覧いただきありがとうございます

 

 

 

これからも宜しくお願い致します

 

 

 

 

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株式会社中島内装 代表  中島 隆男

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