テレパシーの話しで書いたっけ?
書いてないと思うので思い出したので書きます。
昔まだ母が健脚の頃は毎週一緒に出掛けていました。
その時は初めて行ったブロードウェイが有名な中野に行きました。
駅の目の前が商店街のようになっていて、年末だったからなのか
それとも普段からなのかわかりませんが人でごった返していました。
なんか色々買ったりして休憩ではないけど、なんとなく店の前に3人で集まって
立ち話しのように囲んでいました。
その時私の頭の中に一瞬「スリ」の文字が横切りました。(※)
母と姉のバッグを見るとやはり姉のバッグはパンパンになって
申し訳なさそうに上にちょこんと財布が乗っかっていました。
「お姉ちゃん、そんなんじゃスリに合うから~」
「そうだね~」と姉がバッグを直し始めた途端、
60代位の初老の痩せて目の鋭い手ぶらの男性が私達の輪の中によろけるように入って来ました。(※2)
すぐさま続いて二人目、三人目・・・この狭い輪の中に無言でなだれ込んできました。
その時のスリと私達3人の緊張感と言ったら鳥肌ものです。
ただの買い物してる人が混んでて雪崩れて来たんだろ?と思うでしょうけど
その瞬間、道が混んでいませんでしたし、後ろはスカスカでした。
そして私はその男性が突入してくるのをスローモーションのように見ていましたが
明らかに内心ずっこけていました(狙ってた物が突然なくなったわけですから)
そして3人で「こいつら何?」ってガン見していたのに無視して逃げていきましたからね。
普通なら謝るなりなんなりするはずです。
それにあの賑やかな街に痩せて目が鋭い男が3人も買い物袋も持たずウロウロ
今思うとやたら目立っていました。
(※)後釈です
記憶を思い出しながら書いていったので読み手には意味不明だったようです。
文字が横切ったのはいわゆる最初に書いてあるテレパシーを受信したという感じです。
私はこの日まで「スリ」にあったこともなく、混雑の時に意識した事もなく
この日生まれてこの方、初めてスリにあいそうだと意識しました。
そしてテレパシーを発信したのは恐らく3人組の最初の方かなと思います。
何故ならその後の(※2)の時も一瞬脳裏に{この人の焦りを感じました}
私が見透かした事に気づいた感じでした。
もしかすると相手も能力者だったかも。