夜明け | 中島聖恵オフィシャルブログ キャシプレ Powered by Ameba

夜明け





不安に押しつぶされそうな夜に

一人ひざを抱えてうずくまってる


誰かを傷つけたくなくて

いつも 哀しく笑って

自分をごまかしたりしてる


本当は苦しくて仕方ないのに

本当はわかってほしいのに


いつか失ってしまうのが怖かったから

はねつけてきたのかもしれない



傷が深ければ深いほど優しさが痛くて

背を向けてきた


大丈夫だって

自分に言い聞かせてた



そんな日々が当たり前だった



だけど 時々は 立ち止まってみたっていい

頑張らなくていい

それは いけないことなんかじゃない

無理に笑ったりしなくていい

たとえ 泣くことを 忘れてしまっても


誰だって そんなに強くもなくて
だからって 弱いわけでもない

いつだって近くにいて 

守ってくれていた そんな温もりが

形は変わってしまったとしても
今も傍にちゃんとあること



忘れないでいて



怯えたりしなくていい

誰も 一人なんかじゃない




夜が明けたらまた 歩いていこう