しつこいグーグルの表示に閉口

 

 昨日の午後、散歩をした後に前日ファイルの操作を誤って消してしまった60ページに上る文章の再編集をしていたところ、調べ物をしようとグーグルからヤフーのホームページにアクセスした。すると、グーグルのホームページに上がっているニュースや広告などが次々と画面に表示され始めた。

 

この時にはニュース記事などを見る気がなかったので、×印をクリックしてそれを次々と消していったが限がない。それを無視して本来の編集作業を行おうとしても、それらが邪魔してできなかったため、作業を中断してパソコンを「スリープ」にして閉じた。

 

その後しばらく経ってから再びパソコンを起動して作業を始めようとしたところ、さきほどの案内がまた再開して続いた。そのしつこさには本当に閉口してしまった。

 

もとからインターネットはマイクロソフトのものを利用していたが、いつも世話になっている専門家M氏の「グーグルがええで」という言葉で、彼に頼んでグーグルの設定をしてもらっていた。何か調べ物をするときにはヤフーが使い易いので、グーグルにアクセスするとヤフーが表示されるようにしていたのだ。

 

その設定を行った後は、パソコンそのものを立ち上げるたびにマイクロソフトの案内が表示されていたが、それは自社の物を使ってほしいためだと言えるが、その時には今回のグーグルのような次々と案内が表示されるようなものではなかったので、それを無視して次に進むことができていた。

 

 ところが、ワードで様々な文章などを作成したり、写真の処理をしたりしたあと、特に文章をフラッシュメモリに記録しようとすると、ワードの反応が鈍く「反応していません」という表示が出ることが多かった。そのため、昨年の秋辺りからブログ投稿の際にはマイクロソフトエッヂからアメーバに入るようにした。

 

つまり、その後のインターネットではマイクロソフトとグーグルを必要に応じて使うようにしたのだ。最近PCを使う頻度が少なくなっており、今回久しぶりにグーグルでヤフーにアクセスしたところ、先述の有様だ。これには、インターネットでグーグルを使うようにしていたことを後悔した。

 

 どうやらこの二つのIT企業では、自社製品を使うように誘導するため、このようなことをして自社のものを使うように促すようだ。そのための今回の表示なのだろうが、これではグーグルを使いたいという気持ちを抱かせるよりも、かえって逆の気持ちが生じてしまった。

 

私などが使っているワードやエクセルなどの事務処理機能はマイクロソフト社のものであり、他の追随を許さないほどのシェアを誇っているようだ。同じような機能はグーグルなどにもあると聞いているが、どうしても前者の方が使い勝手が良いためにこれを変更しようなどとは思っていない。

 

 グーグルでは地図を見たりする時にはこの会社のものが優れているように思われるため、その時々の必要性に応じた使い方をしたいと思っている。ただ、今回のように、必要が無いものを次から次に表示するようなやり方には嫌悪感しか覚えない。関係者は再考すべきではないだろうか。

 

 読んでいただきありがとうございます。