おはようございます。

 

 昨日は朝のうちは曇っていましたが、その後晴れ間が広がっていました。冷たい風が吹き、最高気温が13~14℃程度でしたが、冬物は片づけていましたので結構寒く感じました。昼から水汲みに行き、この日のDIYは休みました。

 

 今朝は晴れ間も覗いていますが曇り空で、とても肌寒く感じられます。

 

 

 桜の時期は過ぎていた

 

 昨5日(月)の午後には、飲料水にしている自然水が無くなったため、いつもの多可郡の奥地に水汲みに行くことにした。久々の遠出で、奥の方は山桜も多く気温が若干低いので、桜の花が楽しめるのではないかと期待する気持ちがあった。

 

 県道を北上しながら播磨中央公園の桜林が望まれたが、前日の雨で少し色あせていたのかもしれない。「ちょっと寄ってみたいな」という気持ちも脳裏をよぎったが、この日の目的はあくまでも飲料用の水汲みだ。

 

 

このあたりの県道はケヤキ並木から銀杏並木、ハナミズキ並木と続いており、これらの樹木は既に若葉が伸び始めていた。やがて西脇市に入ってしばらく西進し、妙楽寺と言う集落に差し掛かると、川沿いの小さな公園には芝桜がきれいに咲いていた。

 

 その少し先の多可町八千代区に向かう交差点の対岸にある桜並木は、既に大半が散っていた。ここまでも多数の桜の木があったが、ほとんど散って見る影もなかった。

 

八千代の市街地を抜け、野間川沿いに北上していると、途中の川沿いに桜並木があるが、既に葉桜になっており、妻に

「ここも1週間前に来とったらきれいやったんやろうな」

などと残念な気持ちを話した。

 さらに北上すると10本ほどの桜の木が植わった所があり、ほとんどはその盛りを過ぎていたが、ただ枝垂桜だけは満開を迎えて美しい景観を呈していた。

「おお! これはきれいやな。この枝垂れは今が満開やな」

と言いながら通り過ぎた。

ここまでにも所々に桜の木があったが、ほとんどは葉桜になっていた。間もなく八千代区から加美区に抜けるトンネルを通りぬけたが、いずこも同じようなものだった。

的場という所に差し掛かると交差点の手前左には紅白の花を付けた花桃が鮮やかな満開を迎えていた。

「これはきれいやな。何の花や?」

「花桃やわ」

どうやら、同じ木からこのような紅白の花を咲かせているものを時折見かけるが、これは接ぎ木をしているのではないだろうか。

ここでは赤信号にかかり、交差点の反対側に目を向けると数本の桜の大木があったが、ここも既にあの艶やかな姿を見ることができなかった。

 

 道路の傾斜が徐々にきつくなっていき、左手遠くに桜の群落が望まれ、そこにはまだかなりの花が咲いていた。この付近には山桜が多いはずだが、その時季には山肌の至る所でその姿を望めただろうに、この時にはまったくその面影すら感じられなかった。

 急坂を登っていくと、間もなく水汲み場だ。いつもは数組の人々が水汲みに来ており、待つこともしばしばだが、この日は全く人がいなかった。ここは公園に整備されており、早速タンクに水を注ぎながら公園の中に行ってみたところ、そこには馬酔木の花が咲いていた。

最近ブログでいつも訪問し合うようになった「かなさん」という方が数日前にこれに似た花を掲載されていた。そこには「花の名前はわからない」と述べられていたので、私は「提灯状の花はどうだんつつじかもしれない」とコメントしていた。

しかし、この木の花を見た時に、「もしかすると、あれは馬酔木だったのではないか」と思った。よく知りもしない者が、知ったかぶりをして安易にコメントに書いたことを大いに恥じることになった。

 水汲み場の端に立つ桜の木もすでに葉桜になっており、小さな池には花弁は浮かんでいた。やがて3組ほどの人々で、水汲み場の取水口はいっぱいになっていた。

 

 読んでいただき、ありがとうございます。