こんばんは。

 

 今日は昨日に続いて雨が降り、当市を貫流する加古川の水位が上がって避難情報が出ています。

 

 土曜日になるといつもやってくる長男には来ないように促し、私の方から出向いて所要を済ませてきた。

 

 今日は七夕ですが、牽牛と織姫の年に一度の逢瀬も妨げられているのかもしれませんね。

 

 昨日は、諸々あってブログの投稿はできませんでした。また皆様方へも訪問ができなくて申し訳ありませんでした。

 

 

 濁流

一昨日の夜から降り始めたと思われる雨は、夜が明けた昨日から今日にかけて間断なく降り続いていた。今日は早朝に避難準備を知らせる巡回車の声で覚醒した。

 

今回の大雨は梅雨前線が台風7号の影響を受けているようだが、NHKでは全国の情報が休むことなく報じられており、その範囲は日本列島の半分以上に及んでいるようだ。

 

所によっては、土石流で家が押しつぶされたり、田んぼ周りの見回りに行っていて流されたりして、多くの尊い命が失われたり行方不明になったりしており、甚大な被害をもたらしているようだ。

 

昨夜は11時前になって東京の息子から様子を窺う電話があり、市内に住む末子からも自分の家に避難するように言ってきた。末子の所はかなり大きな造成地で、特に彼の家は土石流などの心配もない。

 

午後1時頃の加古川左岸 

 

テレビで情報を観ていたが、上流域ではかなり危険水域まで水位が上がっているようだ。午後1時前になって息子の所へ行ってみることにした。

内水の放流 

 

加古川はかなり増水しており、目測ではまだ堤防の上端まで5mほどはありそうに見えた。最近になって橋脚が15本もあった古い橋は架け替えられ、そのすぐ上流にあった河川敷の竹やぶや雑木の林は除去されていたので、水の流れを遮るものは無い。

冠水 

 

ところが、対岸では内水が溜まったものと思われるが、消防車が何台も出て排水していた。橋を渡り切ると、田畑が冠水して一面水浸しになっていた。

 

午後4時過ぎの濁流 

 

当町の南部も内水が溜まって冠水することが多かったが、果たして今回はどうだったのだろうか、気になるところだ。

 

橋の下流でも放水 

 

息子の家で3時間近く過ごして帰路に着いたが、私たちの町内は避難指示が出ていたようだ。しかし、避難先は堤防の近くになっているために、万一溢水するようなことがあれば自宅の2階の方がまだ安全だろう。

 

下流域を望む

 

帰るときに見た水位は、3時間前に比べて上がっているということもなかった。帰宅後のテレビの情報でも、むしろ上流域での危険水位の個所は減っているようだ。

 

今後の降水予報でも少なくなっているので、既に峠は越したのではないかと思われる。上流域での異常な降水がない限り、これ以上のことはないはずだ。

 

読んでいただきありがとうございます。