おはようございます。

 

今朝は空全体に薄い雲がかかっているようで、淡い陽射しが注いでいますがとても涼しいです。台風は強力な勢力を保ったまま、まともに日本列島を縦断してくる気配で心配ですね。

 

 

 住民基本番号の活用は?!

 先日、年金の支給洩れが発見された。早速、民進党の国会議員が「大問題だ」と言っていたが、また政府をつつく材料ができたと考えているのかもしれない。

 

 しかし、以前のような勢いはなかったように感じだ。民進党が今危機に直面しているからかもしれないが、もし問題があればしっかりと指摘し、改善していくことは当然だろうが、単なる政争の具にはしてほしくない。

 

 ただ、今回の問題にしても、民進党が大きなことは言えそうにない。何しろ自分たちも民主党時代に3年間にわたって政権を担ってきたからだ。その時に、このような問題を発見しておれば、過去の杜撰な政権運営だったと指摘もできただろうが、そうではないからだ。

 

 それではなぜこんなことが未だに改善されてこなかったのだろうか。過去には公務員や私学教員などの他、様々な年金共済があり、それぞれの組織が年金の徴収支給などの事務処理を行っていたのだ。

 

それが近年になって年金が統一され、年金機構に引き継がれることになったが、未だに事務窓口は旧来のままになっているようだ。他のことでもそうだが、何故統合してかなり経っているにもかかわらず、一か所で管理できないのだろうか。

 

今回もそれぞれの組織間での連係ミスが原因のようだ。早急に一か所管理に切り替えるべきだ。その方がミスを少なくし、それぞれの組織を一括統合ができて合理化されるはずだ。

 

もう一つは、国民の「マイナンバー」が決められて久しいが、これが部分的にしか活用されていないことだ。役所を利用するたびに、これを確かめられているが、これを十分に活用していれば過去のそれぞれの組織で行っていたものも一括管理できるはずではなかったのか。

 

今回の問題も、マイナンバーで照合すれば確認できたはずだが、この制度も現状では国民の収入調査をするときだけにこれが活用されている感じがしてならない。

 

一方、新たなミスが発見されて、これが闇に葬られることなく明らかになったことは評価したい。ただ、情報管理の時代にまだまだ未整備なことがきちんと整備されていないことには、いささかお上の緊張感が欠けているように思われて仕方がない。

 

読んでいただき、ありがとうございます。