おはようございます。今日はこれから、町内会の1泊2日の旅行に出かけます。
近年、男女共同参画社会ということが喧伝されています。
男性であろうと女性であろうと、同じ仕事をするのに、能力が同じであれば、性別で差別することが許されないのは当然のことだと思います。
ところが何を勘違いしたのか、男女の性差までも否定しかねない主張をする方々があります。
子育ての中で、父性と母性のバランスはとても大事なように思います。私の経験上からも、家庭での母親の権限が強く、子供の前で父親を馬鹿にするような言動をされる家庭では、特に男の子の行動に問題があるケースが多かったように思われます。その逆もまた同様ですです。夫婦がお互いの立場を尊重しながら、子供に豊かな愛情を注いでいくという機能が重要だと思っています。
それでは、片方の親しかいないときにはどうなのか、という問題がありますが、たとえ単親であったとしても、一生懸命に愛情をもって子育てに当たれば、子供はその姿を感じて、感謝こそすれ、ばかなことはしないものです。
人がその終末を迎えた時、「お母さん」と言って亡くなっていく人がほとんどだと言われます。そう言われると父親は損な役回りだなとも思いますが、それは仕方のないことだと、割り切っています。
[数年前の新入生への講話の概要は、次の通り]
1 東日本大震災について(折しも、大震災の直後だった)
2 高校生という年代がどのような時期なのか
3 目標を持った生き方とその持ち方
4 学校に規則がなぜ必要なのか
[1年 女-8]
この生徒は
「講話の内容がこれまで聞いたことがないようなことばかりだったけど、高校生活の目標をちゃんと持つことが必要だと思った。また、将来のことについても考えてみたい。予習・復習を欠かさずにやりたい」
などと述べていました。
[この生徒への私のコメント]
おもしろくもない話を一生懸命に聞いてくれたと思います。
将来のことをこれまで全く考えていなかったそうですが、これを機会に少しだけでなく、大いに考えてみて欲しいと思います。それは自分自身のことだからです。
君の人生は、君にとってかけがえのないものです。私は君が自分のことをよく考えて、自分の良いところ、得意なところを大いに伸ばし、不得手なところは克服するように努力して欲しいと思います。
勉強でも「予習や復習を欠かさないように頑張る」と述べていますが、大変嬉しいです。一年後、二年後、三年後の君がどうなっているか楽しみですね。
明日一日だけ、記事の掲載をお休みさせていただきます。