先日姉の通院日でした。
2023年の正月から始まった地獄の幕開けから
今年の1月まで続いていた入院治療。
今後についての治療計画等の話がないままではあるけれど
2月から現在まで通院、検査のみとなっていたので
経過良好だとは思っていました。
そしてやっと医師からの「寛解状態」とのお達しが出たとか。
そもそも、最初の手術があり、
その後の辛い抗がん剤治療が終わった直後のPET検査で
腹膜とリンパに光るものがあり(PETはガンの部分が光って見える)、「再発」、と告げられたそう。そこで姉の心は折れたようで、また、常に「死」を
どこか意識しているような、投げやりのようでもあり
それでいて悟りを開いているようでもある、
トランス状態というのか、
これまでとは明らかに違う精神状態に陥っている様子でした。
私は、身近に居る経験者の意見として、
それは再発ではなく原発(がん)の転移じゃないのかと
ずっと思っていました。
姉の主治医は子宮広汎切除の手術の時、リンパ節を取らない
方法でした。
私の時は取っていたので、そしてそこでリンパへの転移が
見つかり、追加治療が必要になったんです。
なので、素人考えに過ぎないとは思いますが、
姉も再発ではなく手術で取らなかった部分がたまたま
見つかったのではないかと。
素人だからこそ、なんです。
何事も、気の持ちよう、だと思うのです。
私の持論を伝えても、当時の姉には響きませんでした。
そしてようよう聞いたら、はっきり再発と言われた訳でも
なかった、と。
でも、姉の中では、再発としか考えられなかったみたい。
そう解釈するしかなかった、と。
最初の抗がん剤が効かなかったことで、
絶望と虚無感に支配されていたようでした。
そのあとの抗がん剤治療も遺伝子治療は月1ペースとはいえ
なかなか終わらず、1年過ぎたあたりで私が勝手に
「もうそろそろ終わるんちゃうの?」と軽口を叩いたら
「まだ終わらへん。この治療をやめたらもう他に治療法ないって言われた」
と厳しい顔で返されて、血の気が引いたのを覚えています。
他に治療法ないって、それを探そうとしてくれるのが
医者じゃないの?って。
そんな言い方されたら、将来に希望も持てへんやん?って。
先程、なんでも気の持ちようと言いましたが、
医者の言い方、表情、言葉尻一つで
こちら側の受け取り方も変わり、
その後の生活に大きく影響が出ることもある、ということ。
とにかく、ようやく一つの区切りがつけられてよかったなと
思います。