弁護士と校長は似てる?
僕は最年少校長と言われますが、現在39歳で、今月26日で40歳です。
肩こりがひどいのです(笑)!
どうにもこうにも首から肩にかけてバキバキでしたので、マッサージに行くか、
プールに行くか迷った挙句、結局プールで泳ぎ、ジャクジーに入ってきました。
さて、4月1日の就任から10日間が過ぎました。
僕の前職の弁護士は、依頼者のために全力を尽くしますが、校長は、学校に
関わる人全体のために働くという意味では自ずから仕事の中身は異なります。
しかし、(まだたったの10日ですが)結構似通ったところもあるというのがいまの感想です。
弁護士時代は、朝9時30分ころ事務所に入り、依頼者との打ち合わせ・電話会議・
Eメールのやり取り、法律の調査、契約書の作成、相手方弁護士との交渉、裁判所への
出頭などの仕事をしているうちに夜になりました。
校長も、朝は少し早く、6時には起床して8時頃には学校に入りますが、教職員らとの打ち合わせ・電話会議・Eメールのやり取り、学校規則や教育関連法規の確認、教育委員会に提出する文書の作成、学校内外の人との間の問題解決などの仕事をしているうちに、あっという間に夜になってしまいます。
何よりも2つの仕事に共通するのは、問題を解決する際に、関係者すべての視点に立って、相手の気持ちや考え方を理解しないとなかなか上手くいかないという点です。物事には表と裏がありますし、問題が生じるということは考えや利益が対立しているので、相手の立場から、相手の求めるものを想像することが必要なのかなと思います。よくよく考えてみると、自分が守ろうとすることと、相手が欲しいものが矛盾しない解決策が生まれることがあります。校長の職務を行うに当たっても、多角的な視点を持つように努めます。高校生の皆さんも、人との間で問題が生じたとき、一歩下がって相手の視点に立ってみてはどうでしょう?
今日は、これから他校の先生とお好み焼きを食べながら教育施策について勉強してきます!
役に立つ情報をいただけたら、和泉高校でも参考にしたいと思います!