原因不明の体調不良

こいつは、突然やって来る。

今まで、ぼくは、ハードワークにも、そんなに躊躇しなくて、あまり寝なくても活動できました。

風邪引いて、熱があっても、働くこともできた。

体調が悪いということで、仕事や予定に、穴を開けたことなんてなかった…。

遅刻もしなかった。

むしろ、早めに着くように心がけてた。

よく自分は、真面目な性格と言われる。

人に迷惑をかけたくないから、体調悪くても、

なんとか、根性で乗り越えていけた。

正直、それらが、そんなに、難しいことだとも思っていなかったし、当たり前だと思ってたから、

できない人の気持ちがわからなかった…

でも、それなのに…

突然それらが、できなくなってしまう。

当たり前に、こなしてきたことが、

とても難しいものに感じるようになってしまった。

身体に、制限がかけられているようだった。

子泣きじじいをおんぶしているみたいな重さ

言葉では、説明しにくいんだけど、

身体に、あきらかな異変を生じていた

□今まで感じたことのない倦怠感

□活力を失う

□吐き気

でも、吐くまではいけない、ずっと気分が悪い状態。

食欲は、なくなり、お腹を空かないから、30時間何も食べてないとかは、普通にあった。

コンビニ行っても食べたいものもないから、シャープペンの芯だけ買ってくることもあった

とにかく…、

すべての能力が鈍くなってる感覚。

ぼくの主な症状

↓

□耳がよく聞こえない。

聴覚が鈍くなっていたのか、物音が小さくなり、歩いてて、車の音に気づかないこともあった。

□酔っ払った時の感覚に近いフワフワ感。

何かに、よくぶつかってた。

今でも、お酒を飲むと、この時の感覚を思い出します。

□手が震える。

これは、字も書けなくなるレベルの震えで、もちろん絵なんて描けなくなるから一番困った。

何もできなくなることを意味するからだ。

手の感覚も変だから、字がへたくそになったし、書き順が変になってしまってた。

□手足のしびれ

これは、しびれというか、手足に歯医者の麻酔を少し打たれてるみたいな、なんとも鈍くなっている感じ。

それが、倦怠感と合わさり、身体を動かしたくなくなっていました。

仕事以外は、ずっと寝ている時もあって、

ずっと、YouTubeのヒーリングミュージック(自律神経を整える音楽)を聴きながら横になっていました。

一番酷い時は

慣れてる作業、いつも当たり前のようにやっている業務が、初めてやるかのような感覚になって、

例えば、キーボードの打ち方を忘れてしまったかのように、アルファベットの位置が、突然わからなくなり、

真っ黒な板が、ただ目の前にあるかのようでした。

この時は、さすがにヤバいと思いました…

もちろん、病院に行って血液検査、健康診断もしたけど、そこまで気になる数値はありませんでした。

この時、病院は、10年ぶりぐらいに行きました

処方箋って、どうやって貰うのかわからないぐらい(笑)

その後に、

メンタルクリニックにも行ったし、薬も飲んだけど、効果を感じなかった…。

メンタルクリニックの先生にも「人によって違いますから、一概には言えません…」

とても判断しにくい症状みたいで、

その当時は、「そんなのどんな病気でも同じだわ！」と、薬を出してくれて、話聞いてくれているだけじゃないか…

言われることも、調べてたから知ってることばかりという思いでした。

その答え合わせのために、病院に通っていたのかもしれない。

でも、病院の先生は、よくしてくれました。

話を聞いてくれるだけで、良かったんだと思います。

その節は、ありがとうございました

診断書も出して貰いました。

(診断書って意外と高いんですね。3000円ぐらいかかりました

)

今現在の判断という形でしたが、

診断結果は…『抑うつ状態』ということでした…。

一つ救いだったのが、精神的な落ち込みが、あまりなく、メンタル崩壊までいかなかったから、

色々考えることもできたし、｢前を向こう｣と思えました。

あまりにも働くにも辛すぎて、仕事も少なめにして、ほとんど寝るだけの生活。

貯金は、どんどん減っていきました…

このままだと、人間として生きれなくなると思い、2018年1月に決意して、

一度環境を変えて、

北海道の実家に戻ることに決断しました。

病院の先生に話しを聞いてもらい、頭が整理されたことによって、決断することができたのかもしれません。

そう思って動き始めた時に、不思議と、身体の調子が良くなっていきました。

皮肉なことに、みるみるうちに症状が半分ぐらい減りました。

身体と心は、本当に正直なんだと実感しました…

薬を飲むのをやめて、実家で、取り敢えず、ゆっくり療養することにしました。

3月から、地元旭川で暮らし。

療養という形で、全力でサボりました

こんなに、ゆっくりしたことなんて、ここ10年はなかったです。

そうして、3ヶ月強の全力療養で、驚く程、症状は改善していきました。

環境の変化は、とてもいい判断でした

長くなりましたが、

ぼくが伝えたいことは…

正直、環境を変えることは、とてもめんどくさいです。

でも、生きてるだけで、

｢辛い｣

｢楽しくない｣

と感じるのであれば、

それは、生きてる意味なんてないです。

ぼくは、もっと早く気付ければ良かったです

あと、仕事を辞めるのは、とても難しいと思うかもしれません。

責任もありますし…。

でも、やっぱり、謝ってでも辞めるしかない時もあります。

ぼくは、説得材料として、診断書をもらいました。

それで、辞めれないのであれば、相談しましょう。https://ten-navi.com/hacks/article-74-13732

正直言うと、自分が居なくなっても確実に会社は成り立ちます。

死んでしまいたいと、思い悩んで、死んでしまう前に、自分で辞めることが、タイミングだと思います。

ドラマの『獣になれない私たち』で言っていたセリフを使いました。

今思えることは、仕事を辞める時、迷いもありましたけど、辞めることなんて、そんなに考えてるより、難しいことではなかったです。

もっと、早く決断できたんじゃないか？…とも思っています

ぼくは、症状で悩んでいる時は、

インターネットで調べて、同じような症状の人のブログを読んだりして参考にさせてもらいました

だから、今、ぼくと同じような症状に苦しんでいる人に読んでもらって、少しの安心感を与えられたらと思い、生意気にも、ブログを書こうと思ったのです。

とにかく、あまりにも苦しいなら、

一度立ち止まってみて、休んでみる。

人に話を聞いて貰ったり、

早めに、役所に行って相談をしてみてください。

(これは、本当に早めに、相談してみた方がいいです)

そうすることで、視野は広がります。

辞めた後の失業保険のこともありますし。

もう一度言います。

無理せずに、休みましょう

自分の人生なんです。楽しく生きましょう

(お互いに)

そして、いつか元気になって、周りの人に恩返しすればいいんです！

ぼくは、この経験で、色んなことを葛藤しました。

でも、色々気付かされたこともありました。

人生を変える、少し大きな経験でした。

それを、またブログに書こうと思っています

ありがとうございました

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｢Tシャツトリニティ｣でグッズも作ってますので、

興味があればのぞいてみてください

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抑うつ状態になってる人へ