シリア軍 トルコ軍用機を撃墜(NHK) | 中川秀直オフィシャルブログ「志士の目」by Ameba

シリア軍 トルコ軍用機を撃墜(NHK)

秘書です。
シリア情勢に要注目。


シリア軍 トルコ軍用機を撃墜
6月23日 9時31分NHK
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120623/k10013054731000.html

内戦状態に陥っているとされるシリアの軍が、国境付近でトルコの軍用機を撃墜し、市民への弾圧を巡ってシリアへの批判を強めてきたトルコが、一層、態度を硬化させることが予想されます。
22日昼ごろ、トルコ空軍の軍用機が、シリアとの国境付近の地中海上空で消息を絶ち、トルコ政府は情報を分析した結果、シリア軍によって撃墜されたと断定しました。
一方、ロイター通信によりますと、シリア軍も「領空侵犯した航空機を撃墜した。その後、トルコの軍用機だったことが判明した」と発表し、撃墜を認めたということです。
撃墜されたのは、トルコ空軍のF4戦闘機とみられ、2人の搭乗員の捜索活動はトルコとシリアが共同で行っているということです。
シリア側はトルコ政府に謝罪したと一部で伝えられましたが、トルコ政府は謝罪の有無について言及せず、「全容が判明してから必要な措置を取る」と述べました。
トルコは、シリアで続く市民への弾圧を巡って、これまでもアサド政権を厳しく批判し、制裁を科すなどして圧力をかけ続けており、今回の撃墜をきっかけに、一層、態度を硬化させることが予想され、今後のシリア情勢に影響を及ぼす可能性もあります。

シリアがトルコ軍機撃墜=「領海上空を侵犯」と主張
(2012/06/23-09:22)時事通信
http://jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012062300082

 【エルサレム時事】トルコ軍のF4戦闘機が22日、隣国シリア国境付近で消息を絶ったことに関し、シリア軍は同機が領海上空を侵犯したため対空砲で撃墜したと発表した。国営シリア・アラブ通信が23日伝えた。
 トルコのエルドアン首相は、詳細が明確になってから今後の対応を決めるとしているが、アサド政権による反政府勢力の弾圧をめぐり緊張している両国関係がさらに悪化する恐れもある。
 シリア軍は、同国沖約1キロの空域を飛行していた戦闘機に対空砲を発射し、撃墜したと説明。その時点ではトルコ軍機と確認していなかったと主張している。パイロット2人の安否は不明だが、トルコとシリアの海軍が合同で捜索活動を行っているという