久しぶりとなるブログ更新です。
(ブログってもう古いのかな?)
敢えてブログという形、敢えてAmebaを使う。
最近はありがたいことに、
自分で書かなくても「取材」というメディアが、私個人や弊社を良い形で取り上げてくれており、すっかり甘んじておりました(笑)
(※財界さっぽろ、クオリティ参照)
今回ブログを書こうと思ったキッカケは二つ。
ひとつは、
僕や会社全体の想い、
そしてお客様の想いをすべて乗せてきた
弊社飲食事業部の撤退について。
もうひとつは、
遂に私が東京へ帰還すること。
苦悩と葛藤。
期待とスケール。
11期を終えた株式会社ホームエージェント。
12期を迎えた株式会社ホームエージェント。
2026年2月9日。
設立日だからこそ、
数年振りにブログを書こうと思いました。
最近はコラムの連載をいただく機会も増えてきたので、
今回はコラム調に仕上げてみたいと思います。
では、暇つぶしにどうぞ。
― 決算期に下した、ひとつの決断 ―
2026年1月、
株式会社ホームエージェントは11期目の決算を迎えました。
この節目に、弊社は一つの大きな決断を下す事になる。
飲食部門の柱として、
すすきのの中心部で約8年間営業を続けてきた
『お魚くわえた天竺』
『喫茶ひかり』の撤退。
そして、
新札幌・食べスタグリルの完全閉店。
これをもって、
弊社は飲食事業から一旦、身を引く形となりました。
― 感謝から始まる話 ―
これまで、数え切れないほどの応援とご来店をいただきました。
まずは心から感謝を申し上げます。
新札幌の食べスタグリルに関しては、
地下フロア全体のリニューアル構想に伴い、テイクアウト店舗整理の打診を数年前から受けていました。
定期借家契約を刻みながら繋いできましたが、今回は再契約に至らず、閉店という判断となりました。
弊社は不動産管理会社であるが故に、
定期借家契約への理解も深く、
それを覆す術も対抗策もない中、
貸主様のご厚意で数年間、短期契約を繰り返させていただきました。
この件についても、心から感謝しています。
― 一番うまくいっている時に、なぜ辞めるのか ―
さて、すすきのの店舗
『お魚くわえた天竺』
『喫茶ひかり』
について。
来客数、売上、認知度。
いずれも申し分ない状態でした。
昨対比で見ても150%近い成長を記録し、8年間の営業の中で、今が間違いなく「最も良い状態」でした。
私が理想としていた飲食店の形に、ようやく辿り着いたとも言えます。
では、なぜ撤退なのか?
― 経営は「今」ではなく「その先」を見る ―
答えは、極めてシンプルで
「その先の形」をどう描くのか。
多店舗展開を本気で目指すのか?
あるいは、完全に切り離したビジネスとして独立法人化し、勝負をかけるのか?
もしくは、ここで勇退するのか。。。
この判断を、2025年最後のテーマとして自らに課し、ジャッジすることにしました。
(数々のメディアに取り上げられました)
― 下り坂での撤退は、選択肢にない ―
私にとって、
店舗ビジネスが下向いてから撤退するという選択肢はありません。
(例外は、コロナ禍くらいでしょうか)
完成されたモデルとして仕上がったからこそ、次のフェーズへ進む判断をしました。
今このタイミングであれば、
まだ戦えるリソースはある。
この店舗単体だけを考えれば、ですが。。。
― 託すという選択 ―
苦悩の中、
弊社では描けない未来を創れる
リソースを持ったパートナー法人に託す。
そんな選択肢が頭をよぎっていました。
そして偶然にも、
この想いと合致する企業が現れたことが、
最終的な決め手となりました。
(2期目のスタッフたち)
― 飲食業界で生き残るという現実 ―
飲食業界で勝ち抜くことの厳しさは、
この8年間で痛いほど学びました。
象徴的なのは、コロナ禍です。
よく耐え、よく凌いだと思います。
ただ、
弊社の飲食事業は徐々に足が止まって行きました。
大きな出店やイベント、催事への参加も減り
良く言えば現状維持。
しかし、この「現状維持」は
いずれ必ず後退へと変わります。
これは、コロナ明けから私が抱いていた最大の危機感でした。。
― 「今が良ければいい」という経営はしない ―
プラスの効用を取り入れなければ、
これからの時代を見通すことはできません。
「今が良ければいい」
私の経営方針に、
この言葉は存在しません。
最低でも5年スパンでの
経営戦略を常に描いています。
― 不動産 × 飲食、その役割を終えて ―
8年間、
「不動産 × 飲食」という
弊社独自のモデルは、
一定の役割を果たすことができました。
むしろ当初想定していた
倍以上の成果を出せたかと。
だからこそ次は、
新たな掛け合わせへ
事業をアップデートする必要があります。
その戦略は、すでに描けています。
そこにどうしても必要だったのが今回の「引き算」でした。
― 何かを得るためには、何かを引き渡す ―
決算期が近づくと、
どうしても向き合うことになるのが
トップラインとボトムラインの現実です。
飲食事業は、
売上(トップライン)が良くても、
最終的に残る利益(ボトムライン)が
想定通りに着地しない年があります。
例年、この時期になると
その不安定さが、数字としてはっきりと浮き彫りになります。
しかし
2025年の天竺は、
良い意味で大きく上向いていました。
本来であれば
「結果オーライ」と言える状況だったかもしれません。
しかし、
そこへ数年前から描いていた新規事業が、遂に芽を出しました。
新規事業の立ち上げには、
何かを犠牲にするのではなく、
何かを引き渡すという選択が
必要になる局面があります。
上向いている事業のリソースを
次へ繋ぐために委ねる。
それもまた挑戦であり、
成し遂げる義務と責任が、
私にはあります。
今回の譲渡は、
まさにタイミングと必然が重なった判断でした。
― 十円の価値を教えてくれた商い ―
十円を二十円に。
それを五十円に。
この繰り返しこそが、
商いの原点です。
居酒屋のように、
商品とお金を直接交換する
分かりやすいビジネスほど、
十円のありがたみを実感できる商売はありません。
ただ、
シンプルであるが故に、
難しい局面も多々あります。
利益の確保。
原価の高騰。
人件費、家賃、広告費。
そのしわ寄せが、
どこへ向かうのか。
ここ数年、
常に頭を抱え続けたテーマでした。
― 学びは、本業へ還す ―
ここで得たキャリアと精神論を、
来期からは
弊社の本業である
「不動産」事業へ活かしていきます。
その秘めたるポテンシャルを、
最大化するために。
これが本来の弊社の姿であり、
飲食事業で培った経験は、
今後さらに大きな可能性を引き出すと
確信しています。
― ありがとう、という言葉の重み ―
8年間、共に働いてくれたスタッフたち。
わがままな私に付き合ってくださった業者様。
そして、
この店に足を運び、
この店を好きになり、
楽しみ、
笑い合ってくれた
すべてのお客様へ。
心から感謝申し上げます。
ありがとうございました。
私のありがとうは決して軽いありがとう
ではありません。
これからの事業を通じて
更に形として
『ありがとう』
を伝えていきます。
お互いの『ありがとう』が
我々企業と消費者をより強い繋がりへと変えていけると信じています。
― また、違う形で ―
飲食事業とは違う形に変わりますが、
想いは変わりません。
より多くの人へリーチし、
次の価値を届けていく。
それが、
これからの我々の事業です。
本質は変わらない
― 一旦のピリオド ―
店舗ビジネス。
8年間の思い出と想いに、
ここで一旦、ピリオドを打ちます。
飲食の想いと一連の流れが先走ってしまいましたが、
私の東京の帰還について。
シンプルです。
地元東京で不動産事業を
さらにスケールさせていきます。
ただそれだけの話です。
私の身体が限界説やホームシックやら色々言われてますが、まあ温かい目で見ててください笑
2026年、12期目スタート。
新しいフェーズの
ホームエージェントを、
引き続きよろしくお願いいたします。
























