何やら、行きついてブログに出会うことになってしまいました。

 これまで、我がホームページで、ある時は真面目に、ある時は過激に告発的に書いてきました。

上っ面の共感入りません。どんなことであれ、現状を変えようというエネルギーのある方は注目していただければよろしいです。


 6月25日、町田で我が同志中村さん開催でイタリア精神病院事情を紹介し続ける大熊さんを迎え、「精神病院を無くしてしまおう!」と集まりました。


 皆さんは、イタリアでは2000年に精神病院がなくなってしまったことを知っていますか?


日本でも、映画「格好の巣の上で」(メジャーな映画でレンタルで見れます)の時代は、ほぼ過ぎたものの、未だに社会的入院を余儀なくされている人たちが沢山います。


 皆さんは知らないでしょうが、想像を絶するような世界もまだありますよ。


問題は、東日本大地震だけでなく、あなたの隣にあります。そのことに気づいていただきたいと願っています。

以下は、同窓会誌に載せた抜粋文です。

一昨年定年を迎え、間髪を入れず精神障害者のグループホーム事業に取り組みました。
 娘の発病から早10数年、人生が大きく変わりましたが、今、それがプラスになっていると思っています。娘も、このところ落ち着きを取り戻し、コミュニケーションもとれるようになって来ました。一つの良い兆候があると親としても心が弾み、色んなことがうまく回ってくるようです。

今年は、娘の年賀も遂に0枚になりました。理解が進んだとはいえ、やはり敬遠される存在であることは確かです。

少し精神医療の現状を報告します。

統合失調症の症状は、陽性症状と陰性症状に分けて考えます。
この陽性症状(妄想・幻覚など)が病気のイメージを固定していますが、薬物療法の発展もあり、精神障害者の多くは、一見、普通に見えることが多くなりました。
しかし、陰性症状(引きこもり、話の内容がない、表情が乏しいなど)が残り、また、社会との関わりが乏しいことが、その症状を助長しています。彼らは、疲れやすく、長続きしないことからしばしば怠け者に見え、この事が家族との軋轢を生み、また、就労に結びつかない原因となります。

  精神障害者も長い人生を生きていかなければなりません。精神科リハビリ、地域リハビリといった取り組みが重要になって来ました。
精神病は長期に亘って病院というシステムの中で治療するものではなく、陽性症状が活発な急性期は病院で、その後は地域の中で社会と触れ合い人間としての経験を積んでいくことが大切です。
 
 特効薬などなく、普通に生きることが最大の治療になります。 

 イタリアでは、2000年までに、精神病院を無くしました。“地域へ”の移行は世界の趨勢です。
 
 精神病の急性期は、確かに危ない面があります。また、周囲が大変なこともよくあります。しかし、総じて心優しい人が多いと感じています。彼らとは、裏表なく本音のお話が出来るのです。
 
幸か不幸か精神病と関わることになりましたが、皆さまにも関心を深めていただけると幸いです。