1年前に息子を亡くしてから...
私には極々普通の出来事が有り難くて仕方ない。
普通のこと...
それがとても幸せであることを教えて貰った。
息子が今もこの次元で存在していたら、
どうだっただろうか...
この当たり前のことが幸せだと感じたりできただろうか??
親とは勝手なものだ...
息子は極少未熟児で、生存率が五分五分だと言われていた。
そして、早々に産むしかなかった。
入院していたのは婦人科で、婦人科の医師は私の命を優先に考えていた。
産まれて来てくれた時は、とにかく生きて!と願った。
それがいつしか、命の心配がなくなり、元気になってくると、回りの子と同じように元気に育ってと願ったり、勉強もスポーツも出来ないよりは出来たほうがいいと願ったり...
大切なことを忘れていた気がする...
『行ってらっしゃい』
『ただいま』の会話の有り難み...
このやりとりはがどれだけ幸せなことか...
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