2016年に新型車両に置き換えられる大阪環状線の103系と201系 | すべて俺のせいさ!

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JR西日本では「大阪環状線改造プロジェクト」の一環として駅の改良などが進行中だが、2016年には新型車両323系がデビューすることが決定し、国鉄時代に製造された103系と201系は姿を消すことになる。


323系は2016年から2018年にかけて168両増備される予定で、順次103系と201系は姿を消すが、車齢を考えると真っ先に引退するのは103系だと思われる。

民営化後に車体更新を受けたとはいえ、それでも20年以上の年月が経っているため引退はやむなしにしても、201系に関してはまだ他線区への転用が可能ではなかろうか。

奈良線に転用の可能性あるか?変電所の増強が必要かもしれないけど・・・。


103系は今となっては信じられない長寿を全うしているが、103系が環状線で幅を利かせていた理由は後継車両がなかなか登場しなかったことが考えられ、2005年(平成17年)末にようやく201系が登場したが、これは321系増備によって東海道・山陽緩行線を追い出された車両で、両数の関係からかすべて置き換えるには至らなかった。

その後も103系置き換えが続くが、置き換えられた車両が近郊型車両の221、223系ではつり合いが悪く、そこでJR西は思い切って(?)3ドア通勤型の323系を製造し、つり合いをなくしたのが目的。


慣れ親しんだ車両が消えるのは寂しい感はあるが(103系に関しては)、今後、環状線がどう大きく生まれ変わるかが期待されるところ。




103系


201系


2枚とも大阪駅にて撮影