新幹線公園に展示されている0系車両 | すべて俺のせいさ!

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大阪府摂津市に「新幹線公園」というのがある。JR貨物のターミナルに隣接して設けられた公園で、そこには0系新幹線が展示されている。

普段は車内に入ることはできないが、毎月第2・第4日曜には車内を開放し、家族連れで賑わっている。




0系10次車である21-73の1号車。カットボディではなく1両まるごと保存されているのが喜ばしい。

1969年(昭和44年)7月23日に日本車両によって製造され、1984年(昭和59年)10月27日に廃車後、この地にやってきた。

この形式は日本国内の機械技術面で歴史的意義があるとして、日本機械学会による機械遺産の認定を受けた。



車内はほぼオリジナルの状態で残されており、年輩の人には懐かしいと思われるであろう。

転換クロスシートだがリクライニング機構はなく、シートカバーは撤去されている。


これは非常口。車体中央部に設けられていたが使用されることはなく、国鉄末期に増備された2000番台では廃止されている。


外から見た非常口。各車両に設けられていた。


運転台にも入ることができる。マスコン操作はできなかった(^^ゞ


冷水器まで備えつけてあるのも高度経済成長期に設計された車両ならでは。今ではペットボトル飲料を持ちこむのが当たり前となってこういったものは不要以外の何物でもない存在となってしまった。

もちろん使用できない。


洗面台



東海道・山陽新幹線の路線図が記された看板。小郡駅が「新山口」に反映されてないのはご愛敬か?



アクセスは大阪モノレール・摂津駅から南へ歩き、鶴野橋を渡って左に歩くと公園に着く。

入園無料。