25日日曜日


国立文楽劇場の横の バリスタマップで

高〜いアイスコーヒーをお持ち帰りして

上方歌舞伎会 12:00からの部を見てきました










4列目の上手 

昨夜は仕事で睡眠不足なので 高いアイスコーヒーで目が覚めるかと思ったのですが 

やっぱりダメでした


緞帳が上がる前に 千次郎さんが出てきてご挨拶

『荒れねずみ』の解説です


お座敷の芸能

しっとりはんなりした上方の地歌舞

役者は黒の紋付き袴姿で 小道具は扇子のみ

いわゆる素踊りとのこと

大きな商家の屋根裏に棲んでいる

7人のネズミ いや 7匹のネズミが 夜に台所や色んなところに降りてきて 暴れるというお話しとのこと

最後は大きな猫が出てきて・・・

歌の詞章は プログラムに全て書いてあります と


緞帳が上がる

上手に2人の三味線さん そのうち1人は歌も唄う

左右にあるオフホワイトの屏風の陰から 1匹ずつネズミが登場

7人揃ったところで連れ舞? など

松十郎さんがネズミの大将のよう

列を作って屋根裏から降りてきて・・・

家人(よっさん)は安らかな居眠りタイム



『封印切』

成駒家型の封印切


亀屋忠兵衛 中村翫政

梅川 上村吉太郎

井筒屋おえん 片岡當史弥(としや)

丹波屋八右衛門 片岡松四郎


皆さん 頑張っていた

大向こうの掛け声もいっぱいかかり 活気のある舞台でした 


おえんさんが気を利かせて 

井筒屋裏庭離れの暗闇で 忠さんと川さんのじゃらじゃら 上方からしくって好き


當史弥さんのおえん   格好も声も上村吉弥さんにそっくり 

目をつぶって聞いていると 全く吉弥さん


松四郎さんの八右衛門 愛之助さんによく似てる


大役の翫政さん 良かったわ 一所懸命


吉太郎さんの梅川 可愛くて 丁寧で 

皆さん良かったけど 1番惹かれた



とまあ 私は 時々睡魔に襲われてたけど

妻は 「良かったー よう分かったー」と感動感激していました


封印切のおえんさんを見ていると 

思い出してしまう 秀太郎さん

私の秀太郎さんロスはまだまだ続く