11:00からの 松竹新喜劇 見てきました
6日前の日曜日にチケットを取ったのですが
一列目の中央が偶然空いていて ラッキー!
開演前に 藤山扇治郎さんと 曽我廼家いろはさんが出てきて 挨拶というか 芝居の説明があったようです
途中で入っていったのでよく分かりませんが
2題とも昭和のお話 お金の価値が今とは違う
当時の1万円が今の4〜5万円の価値があると
『砂糖壺』は 和菓子屋の不良のお母さんが100万円を拾って帰ってくるところから 話が進展していく
『人生双六』は 雪の降る夜に120万円入りの財布を落として探すところから スタートする
120万円は 会社の取引のお金を 銀行振込みするか 現金で貰うかだったそうだが 現金で貰ってきたお金を落としてしまったと
今日では 考えられませんが
昭和時代は 現金で取り引きしていましたね
今は 銀行振込された給料をスマホバンキング キャッシュレス決済
最近は〝VISAでタッチ〟とか
クレジットカードを使用してもサインしなくてよいし 暗証番号も入力しなくて良いし
コンビニでPayPayアプリのバーコード出すより
ずっと早い
私はICOCAを使っていますが 交通系ICカードはすごく便利だったけど
キャッシュレスから これからは カードレスの時代になってきてますね
便利過ぎる世の中になってきた
しかし キャッシュレス決済をされる側に立つと カード会社に手数料を天引きされている
私は 個人経営の料理屋さんで会計をする時は
現金で払うようにしています
便利なものには 見えないところで金がかかっている 便利な仕組みにした銀行やカード会社にどんどん金が集まる
私は昭和59年に社会人になりましたが
月給は封筒に入った現金でした
東京府中の現金輸送車強奪事件 いわゆる〝3億円強奪事件〟もボーナス用の札束を輸送していたのでしたね
小学生の時 道に100円玉が落ちていて 拾って 交番に届けましたよ
今よりも 人々が暖かく人情味があって 道徳心があり誠実な日本人がたくさんいた時代
そんな戦後の昭和の時代の芝居でした
日曜劇場の『海に眠るダイヤモンド』は 端島は戦後の昭和時代 令和と昭和を行ったり来たりするドラマ
好きです
日本人の出生数が この1年で70万人を切るらしいです
少子化対策に、税金がいっぱい使われているけど
全然機能していない
日本人がいっぱいいて
活気と人情があふれていた日本は もうない
そんな時代を 新喜劇を見て懐かしむことが出来た