現在、小山宙哉『宇宙兄弟』という宇宙開発もののマンガの
第3巻まで、勉強の合間に読んでいるのですが、かなり面白い
です。
実は私は私立文系の人間で、理数系はぜんぜんだめですが、
文系人間なりに宇宙開発関連はかなり好きです。
たとえば就活をしたときは、だめもとで当時のNASDAにも就職
活動をしました。もちろん落ちましたが・・・。
なので、”一見さえない平凡っぽい主人公が宇宙を目指して
悪戦苦闘するドラマ”である本作品は、ある意味あまりにも
直球勝負で、イラストも人間味があってうまいし、これは面白く
ないはずがない、ずるいじゃんと思い、これまであまのじゃくに
この作品を読んできませんでした。
しかし、最近、メディアでかなりひんぱんにこの作品が取り上
げられているので、やっぱり読んでみると・・・非常に面白い
です。さすがです、小山先生。
これまで私が読んだ宇宙開発ものの漫画作品としては、
山田芳裕『度胸星』なみに宇宙飛行士の選抜試験の苛烈さを
リアルに描き、少し前に大ヒットした幸村誠『プラネテス』なみに
ヒューマンな人間ドラマの描写が良いです。
現在、13巻まで刊行されているようで、もったいないので、少し
ずつわくわくしながら単行本をよんでゆきたいと思いました。
ところで、同じく宇宙開発ものの小説、笹本祐一『星のパイロット』
シリーズはもう続編はでないんだろうか・・・。笹本先生、海賊もの
やってる場合じゃないですよ。
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