正義。掟の女神テミスさまに出会う😇


テミスさまの腰かける椅子は背もたれがない。向かって左側に剣を上に掲げ、右側には天秤。


この姿勢を崩さずこちらを見つめるテミスさま。

前に立ち、どれくらい経っただろうか…❓


テミスさまはニッコリと微笑んだ😇


「愚者、よい旅をしていますね、このまま進んでいきなさい」


「ありがとうございました😊」


「息災な旅を祈っています」


「ひとつ伺ってもよろしいですか❓

テミスさまのジャッジの基準は何なのか、知りたいと存じます」



沈黙によって答えるかと思いきや、テミスさまは答えてくれた。


「天から与えられた使命に向かって進んでいるかどうか❓です」


「わかりました、天からの使命に背かないよう、歩みます」


軽くうなづき、挨拶してくださった。


テミスさまは腰痛にならないのだろうか❓と、皇帝さまの顰めっ面を思い出した。

テミスさまはなにも背負わない。ジャッジするだけ。