20歳の長男には親として上から目線ではなく対等な目線で接していたつもりでいました。 


家を出て一人暮らししてる姿を見て自然とそんな気持ちになっていました。 


この春休みもバイトの合間に1週間ほど帰省してくれて嬉しかったです。 


昔僕が帰省した時に喜んでくれた両親の気持ちがよくわかりました。 


家では好きなものを沢山食べて、寝たいだけ寝て、ゆっくりしてくれる姿に僕は幸せを感じるほどです。 


でも焼き肉を食べに行った時のことでした。


 僕にとってショックな出来事が起こったんです。 




きっかけは些細な事でした。



 トングを長男に渡そうとしたら、もうひとつあるからいらないと言いました。


 それは長男から離れた所にあったので「ええから、これ」と言って僕が持ってるトングをグッと差し出したんです。



すると「いらんのに、ほんでその持ち方よ」





一瞬でカッッチーンときた僕は


「もう一つはこっちにあるから、これを使ったらええと言うたんや!」と大声で言ってしまったんです。



ほんと瞬間的な怒りだったので爆発的に長男に向けてしまいました。




何故そんなに激しく反応してしまったのか、、




後で考えてみると「その持ち方よ」の言い方が許せなかったんです。




何故許せなかったのか?





これに気づいた時はショックでした。




「屁理屈ばかりの息子」と感じたから。



長男の考え方の感覚が一般的なものからズレてると、前から心配してたこと。


それもあって、屁理屈が多いことも心配してたこと。




心の奥では「屁理屈ばかり」という印象になってたと気づいたんです。



そしてそれは僕にとって格下の存在。



格下から意見された。



これが許せなかった真因でした。




大事に思ってたのは潜在的な表面のことで、本当は下の存在としていたんです。




震えるくらいショックで愕然として居た堪れませんでした。





けど、現実なので変えれません。


自分に嘘ついて無かった事にもできません。



受け入れるしかありませんでした。




大事な息子をそんな風に扱っていた事を。





自分を責めて程なくすると。


ズレてても屁理屈があっても息子は一人で一生懸命に生きてると思えました。



するととても愛おしく思えたんです。




心から息子の存在は下ではなく同じ目線に感じました。




その存在に一目を置ける感じ。




一人前だと認識できたということなのか分かりませんが、今は愛おしくも誇らしいです。



違和感がありましたが、そんな出来事でした。