こないだ台湾人の同僚と食事をしているときに、仕事でなぜ「言い訳」をするのか?という話になりました。
台湾人の同僚は、「台湾人の考え方は、言い訳をしているのではなく、状況を説明しているだけだ!」というふうに説明されたのですが、”説明”と”言い訳”には大きな差があると感じたことと、「台湾人だから」や「日本人だから」という考え方がそもそも間違っているのではないか!と強く反論しました。
”説明”には客観的であり、時系列的であると考えられます。”言い訳”は主観的であり、前後の関係よりも自分の主張が入っていると考えられます。
二つ目の「何々人だから」は、文化や宗教などからベースとなる考え方の違いは存在することは間違いないですが、全員が同じ考え方をするというくくりはやはり納得いきませんでした。
時折、「何々人の考え方は・・・」など評論するコメンテーターがいますが、本当にその国の文化や宗教の背景を理解した上で、その人物の主張を咀嚼して意見を言っているのかいつも怪しく感じます。
私自信もこのような考え方にならないように、いつも注意をしています。
★今日の「Knowledge」×「思考」×「acción」=「できる」★
「わかりやすく〈伝える〉技術」 池上彰(著) 講談社 (2009/7/17)
「わかりやすく伝える」ことが重要なことだなっと最近思ってます。
池上さんの本を読んでみたくて、図書舘で借りてみました。
【本の内容 by Amazon】
会議やプレゼンの前に必読!人気筆者による入門書 フリップの発想でパワポづくり、原稿は引き算で見直す、聞き手の注意はこう引きつける、名司会者に間を学ぶ──など、「テレビ的発想の説明術」を体験から伝授する。
【「Knowledge」×「思考」×「acción」】
「わかりやすい説明とは、相手に「地図」を渡すようなもの。」
1.方法
・話全体の地図→対象化(見える化)→階層化
・みの式---1つずつ要素を見せる
・しっかり「主語+述語」があり、その後に説明(修飾)
2.伝える側
・何を話すかでなく、何を割愛できるかである
・一言で本質を言える
・相手の立場に立つ
3.受ける側
・伝える側への期待
・プレゼンなどで視線を合わせられると応援団になる
・落ち着いて聞けるかが判断基準
4.テクニック
・数字を身近なのもで表現する
・比較で現状を示す
・マジック3、アイスブレイク
全体像を示すことが大切であることはわかっていながら細部から入ってしまいがち。
ここを早々に修正できるようにしていきたい。また、数字の威力は大きいので、わかりやすいものへ例える方法もすぐに使おうと思う。
【今日の「できる」】
・無駄な部分を省き、全体像をシンプルに伝える。
