こんにちは。


自宅療養中ですが余り悩んでも仕方ないので、今回は少し気楽に今年のTVドラマを振り返ってみたいと思います。


この1年も各シーズンごとに名作、秀作、注目作が出揃いました。その中から選び出すのは難しいですが、独断で今年のベスト3を挙げてみます。


⚫︎「ミステリーと言う勿れ」(フジ系・月9)

冬ドラマの中で異色のミステリーでした。そのなかで菅田将暉さんが演じた主人公大学生のキャラは際立っていました。


ドラマはストーリーはもちろんですが、同時にセリフの一言一句を追いかけるという楽しみ方があることを知りました。


⚫︎「悪女(わる)」(日テレ系・水10) 

春ドラマで放映された、今田美桜さん演じるオフィスものでしたが、奇想天外な展開を毎回楽しみにしていました。


一女性社員が社長を目指してまっしぐらに奮闘していく姿は、感染拡大で沈んでいた気持ちを晴らしてくれたように思います。


⚫︎「silent」(フジ系・木10)

秋ドラマでは秀逸な純愛ものでしたが、手話での対話を多用する手法はとても新鮮で、映像のあちこちに丁寧な作り込みが感じられました。


普段は「タイパ」の早回しでドラマを観る人も、この作品だけは情感を噛みしめながら「ノーマルスピード」で観たことだと思われます。


そして番外ですが、

⚫︎「正直不動産」(NHK総合・火10)

もともと期待していなかったのですが、回を重ねるごとに次第にハマっていくようになった不思議な作品でした。


不動産取引といった地味で実務的な内容でも、ドラマとして楽しめることを証明したのでした。


こうして振り返ると、作品に熱中していた時期に社会がどう動いていたのか、一緒に思い出すことができます。


ドラマは(もちろん映画も)後になって人生の節目を思い出させるような「チカラ」を持っていると改めて感じさせる作品たちでした。


今回もここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。次回もまたアクセスしてください。


 


自宅療養2日目です