こんにちは。


歳末になり街の雰囲気も少し変わってきたように感じます。どことなくせわしそうでありながら、年末年始を控えて表情も穏やかになってきたようです。


「3年ぶり」が今年のキーワードになりましたが、この週末は久しぶりの忘年会や食事会のピークだったようで、どこも予約が難しかったみたいです。


傾向は多人数より少人数。長時間より短時間。こじんまりしたグループ(4、5人)でサッと(2時間まで)引き揚げるのがパターンのようです。


先週出た食事会では、体温測定もアクリル板もなく、少し不安になりながら、これも平常に戻る一つの過程だと勝手に解釈していました。(少し怖いです)


その飲食店には、インバウンド再開の効果もあってか、外国人観光客もチラホラいました。欧米の個人客のようでしたが、割と静かに飲んでいました。


そう言えば、あちらこちらに外国人観光客の姿を見るようになりました。印象としては全盛期の4割くらい戻ってきたような感じです。


これでメインの中国が解禁になれば、さらに飲食店は活気づくのですが、またしても観光公害の心配もありますし、感染拡大の不安も払拭できません。


そんな動きがあるなか、3年近く続く経済への悪影響はじわじわと暗い影を落とし始めています。


近所の書店が近く閉店になるとの知らせが入ってきました。そんな大きな店舗ではありませんが、近所の本屋さんとして、それなりに賑わっていました。


おそらくA社に代表されるネット販売に顧客を取られてしまったのが主な原因なのでしょう。


ついに自分の近辺にまで来たかと思うと「本屋さん応援団」としては切ない気持ちでいっぱいです。


他にもラーメン屋さんや定食屋さんなどの閉店がいくつもあります。どこもかつては流行っていたお店でした。


そんな事業主さんがコロナ禍で借り入れた「ゼロゼロ融資」の返済が来年5月から始まります。返済計画に頭を悩ませている人も多くいると思います。


「少し明るいほんわかムード」と「油断ならない緊張感」が交錯しながら今年の12月は過ぎていきます。


今回もここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。次回もまたアクセスしてください。


 


綺麗に揃えられた「御土居」の石積み