こんにちは。


前回、特定社労士試験に係る特別研修のゼミナールについて受講記を記しました。


今回は、その受講中に気が付いたことで、受講記に入れるほどでもない、とりとめもない余談をいくつか挙げてみたいと思います。


ゼミナールは、当然のこと、受講者全員が緊張したなかで行われるのですが、こうした時にも周辺が気になる私としては周りの様子を観察してしまいます。


全神経のうち、8割は講義に集中しつつ、残り2割は観察に回るといった配分でしょうか。


厳密には職務専念義務違反になりそうですが。


その観察の結果、言えそうな3つのこと

中高年者が積極的に議論に参加していたこと

女性の方が熱心にノートテイクしていたこと

③各自の業務経験が意見・判断を左右すること


ただこれは私が参加した講義での印象ですので、他のところには当てはまらないかもしれません。


①の中高年者のパワーには少し驚きました。

物怖じせずに弁護士の先生に対峙する姿勢は素晴らしかったと思います。


その反面、同じ人が意見を述べることにもなり、若い人は少し辟易していたところもありました。


②のノートテイクには、大事なところは聞き逃さないぞという熱意を感じ取ることができました。


女性が頑張っている反面、常に意見を述べるタイミングを図ろうとしている①の中高年者の人たちはそれどころではない様子でした。


どちらが結果につながるかは、今度の試験結果を待つしかありません。


③では、各自の発表意見や判断には、その人の社労士としての業務内容や前職での実務経験が色濃く反映されているように思いました。


年金や医療介護に関わっている人、障害年金を専門にしている人、人事労務を経験した人、各自の意見からそのバックグラウンドを伺うことができました。


このように、今回のゼミナールは講習内容もさることながら、多種多彩な受講者が揃った研修と交流を通じて得るべきところが多くありました。


最初は安くないなと思った受講料も、今となっては価格に十分値するものと思い始めています。


今、2日間のゼミナールを振り返る余裕は実はないはずなのですが、これも受講記余談として残しておくことにします。



今回もここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。次回もまたアクセスしてください。




紅葉も見頃を迎えて