こんにちは。


11月13日は行政書士試験の日です。

これまでの学習成果を発揮する大切な日です。

受験される皆さんの健闘を祈っています。


試験研究センターのホームページによると、今年の受験申込者数は前年を少し下回ったとはいえ、60,479人と根強い人気を誇っています。


社労士試験の52,251人と比べるとその人気度を伺い知ることができます。


行政書士試験は社労士試験と親和性があって、両方を受験する人も数多くいるようです。


もらった名刺に両方の士業が書かれてあるのを見ると、何だかうらやましくなって、自分も受けてみようと思いますが、その気持ちは長続きしません。


行政書士試験の方が憲法、行政法、民法、商法など法律系科目に傾いていて、実務系科目が多い社労士試験とかなり趣きを異にします。


また、択一式に加えて記述式があるのも特徴的で学習方法にもバリエーションが求められます。


新たに挑むにはエネルギーが要りそうです。


しかし、両方の試験が根本的に違うのは都道府県の関わり方だと思います。


行政書士法第3条には、

「行政書士試験の施行に関する事務は都道府県知事が行う」と明記されています。


その上で、第4条で、実際には知事は総務大臣が指定する者(試験研究センター)にその事務を行わせることができるとしているのです。


ザックリまとめるとしたら、行政書士試験は形のうえでは都道府県が行っていることになります。


その関係もあってか、行政書士試験は全部の都道府県で実施されています。


19都道府県しか会場のない社労士試験から見ると何ともうらやましい限りです。その分、受験者も多いのかもしれません。


こうしたところに「あなたの街の法律家」である行政書士の地域密着の「強み」があるのだと思います。


何はともあれ、受験者の皆さん、

全力を出し尽くして頑張ってください!



今回もここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。次回もまたアクセスしてください。


 


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