こんにちは。


遅かれ早かれEV(電気自動車)の時代が来ることは誰にも分かっていると思います。


それがいつなのか、はっきりしていませんでしたが、ここに来てそう遠くないことが見えてきました。


欧米の自動車メーカーは、明らかにEVシフトしていますし、その隙間を中国が狙っています。


自動車メーカーだけでなく、アップルなどもEVの発売計画があるようです。


「脱炭素化」の向け、化石燃料を使うガソリン車は要らないという、国際的なコンセンサスができようとしています。


⚫︎なぜか遅れた日本の取り組み

そんななか、我が国はどうでしょうか。


東日本大震災以降、災害時の非常電源にもなるEVが注目され、多額の購入補助や公共施設への充電器設置などが進められ、ブームが起こりかけました。


ただ、航続距離が伸びない、充電に時間がかかる、価格が高いなどの理由から、今一つ普及せず、ハイブリッド車などにシフトしていきました。


こうしたいきさつがEVだけに集中投資できない事態を生み、今でも、ハイブリッド車も、燃料電池車、ということになっています。


過日の経済対策でも、EVには数百億円の投資に止まっており、他国との差が開くばかりです。


何でも揃える「総合化・フルセット化」がここでは良くない方向に向かっているようです。


実は、日本には火力発電に頼っているという、EVに突き進めない事情があるようですが。


何が「賢い選択」なのか、考えるときです。


⚫︎社労士の選択はどうなのか

この「選択」は、社労士業務にも当てはまるところがあるように感じています。


1号業務から3号業務まであまねく引き受けるのか、あるいは3号に限って、また、障害年金や就業規則を専門に手がけるのかという選択です。


これには、メリットもデメリットもありますし、「一本足打法」には、特有のリスクもあります。


ただ、これからの大きな流れからすると、「後者」の方が「賢い選択」としてはあるのかなあと思っています。


そのためには、誰にも負けないくらいの「専門性」を身に付けなくてはなりません。


これは、なかなか重たい宿題になりそうです。



今回もここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。次回もまたアクセスしてください。



3行コラム・ドイツ百景(第39景)

🇩🇪  ドイツ警察 Polizei

「駐車違反の取締りはどこにもあるんですね。たまたまキップ切りをしている場面に出くわしました。とてもいかつい感じの警官だったと記憶しています」