こんにちは。


まずは海の向こうのお話から。


米国バイデン大統領就任し矢継ぎ早に大統領令を出して、これまでの政策の転換を図ろうとしています。


この大統領令は議会の承認を得ることなく、政府に対して命令するもので、いかに大きな権限が大統領に与えられているかを伺うことができます。


米国大統領が巨大な権力者であることは、就任の式典やパレードを見てもよくわかります。


「すごい、やっぱりアメリカだなあ。」と思います。


自分たちが選んだ大統領をこうした形で讃えるのが、国民にとっての誇りなのでしょうね。


翻って、我が国はどうでしょうか。


日本の首相があのようなパレードの主役になることは、どうも想像できません。


一国のトップに対する考え方が、根本から違うのだなあと思います。


個人的には、トランプさんからバイデン大統領に託されたとされる書簡に、何て書いてあったかに、とても興味があります(笑)



さて、前回まで10回にわたって社労士過去問から良問とされる問題を選び出し、自分なりにまとめてきました。


今回、ひとまずここで立ち止まり、中間的なまとめをしてみようと思いました。


良問と思われる問題を次の4つの類型で分類しましたが、これは私の独断によるもので、これと異なった分け方も当然あるかと思います。


[4つの類型]

①複雑の論点を提示し、組み合わせるもの

②論点をすり換えて視線をそらそうとするもの

③他科目(制度)と混同する内容のもの

④盲点をつくもの


ここで分類したいと思ったのは、出題者が作問する時に、どのような出題意図に立つのかを推し測ることに意味があるだろうと、かねがね感じていたからです。


それを理解することで、出題された問題を解く時に、

⚫︎問題の読み方がわかる

⚫︎論点の見つけ方がわかる

⚫︎答えの導きだし方がわかる

ようになってこないかと考えています。


過去問は、そうしたヒントが至るところにインストールされている良問の宝庫です。


一通り過去問をやった後には、宝の山から「繰り返し学習することに意味のある良問」を見つけ出し、それを集中的に学習することにより、問題に慣れ親しむことが効果的・効率的だと思います。


これにもっと早く気づいていたら、合格までに4年もかからなかったかもしれませんね(笑)


次回もこのテーマについて綴りたいと思います。

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〈今日の旅の1枚〉

2011年11月 大連(中国)
「日本にゆかりの深い街は予想以上の都会でした」