こんにちは。

 

近所の神社で妻がおみくじを引いたら、

見事「大吉」を引き当てました。

発表日を間近に控えた私は恐ろしくて

引けませんでしたが、是非妻の御利益に

あやかりたいと思っています。

 

今回から4回にわたってこの4年間の奮闘の

様子を記録し、記憶に留めたいと思います。

ごく私的なことなので、そんなことどうでも

いいよと言われそうですが、何か参考になる

ことがあればいいなと思います。

 

1年目(平成29年・第49回)は社労士試験の

ことなど全く分からない初学者で、しかも

独学中心でしたので、一人で悶々と学習を

続けていたような気がします。

 

仕事のあと、週2〜3回ほど、会社の近くの

自習室で一人で2時間程度基本書を読み込み、

それが終わると、過去問を一通りやるという、

ごく普通で余り工夫のない方法を直前まで

繰り返していました。

 

直前には、受験予備校の公開模試を受験し、

現場の雰囲気も少しは把握しました。

模試では悲惨な判定結果が出ましたが、

何故か、本番では何とかなるだろうと思い、

淡々と基本書、過去問、模試復習を繰り返す

毎日でした。

 

今思うとこれは楽観的ということではなく、

どう対応していいのかわからず、また、

人にも聞けず、自分のできることだけを

やっていたのです。

 

そして受験当日。会場の受験生の誰もが

自分より優秀な人に見えてひるんだり、

動揺したりしましたが、何とか時間内に

解き終えて初戦が終了したのでした。

 

第49回は、今でも語り草となっている、

選択式労働一般で外国人雇用で中国の次に

多い国(ベトナム)を問われるなど、

手こずる問題が多かった年でした。

 

結果は、選択式は合格ライン24点を7点

上回ったものの、社会保険一般が2点、

択一式は合格ライン45点に1点足らずと

いうことであえなく散ってしまいましたが、

予想を上回る点数だったため、すっかり

受験生魂に火が点いてしまいました。

 

後で気が付いたのですが、これは明らかな

ビギナーズラックでした。

初学者の場合は問題を正面から素直に読んで、

それまで得た知識で解くので、ある程度

得点できてしまいます。

 

これが2年目に入り少し余計に知恵が付くと、

問題を斜めから読み、落とし穴はどこかを

探し始めてしまい、結局は間違えてしまう

社労士試験の罠にはまってしまいます。

 

この試験、1回目が終わった段階で、

冷静によく考えることが大切です。

 

自分は本当に社労士になりたいのか、

あるいは、社労士に合格した自分になりたい

だけなのか。

 

もし後者ならこの時点で受験を止めるという

選択もありかなと思います。

それほど、社労士試験は難関で、不可解です。

 

次回は、ボーダー受験生波乱の2年目について

綴りたいと思います。

また、アクセスしてください。

 

〈今日の旅の1枚〉

2008年10月 中国 西安

「歴史の重みを感じる街でした」