こんにちは。

 

10月31日はハロウィーン。

例年なら全国の繁華街が仮装した老若男女で

賑わうのに今年はコロナ禍のため、

どこもひっそりとしているようです。

ちょうど満月を迎えた月明かりが寂しさを

助長しています。

 

さて、学習スタイルについて考える第2回は、

永遠のテーマである「独学か、通学・通信か」

を取り上げます。

 

今ビジネス書で話題となっている「独学大全」

(読書猿著 2020年 ダイヤモンド社刊)では、

独学に必要な55の手法が紹介されています。

私はこの分厚い本を立ち読みしただけですが、

本の中で「独学は孤学ではない」という言葉

が印象に残りました。

 

確かに独学というと薄暗い部屋で、

孤独と闘いながら、一人で黙々と基本書を

読み込んでいるといった印象がありましたが、

ネット環境が整った現代にそんなイメージは、

もはや昔話の世界になってしまいました。

 

タブレットを開けると受験予備校の著名な

講師の講義がタダで聞けてしまいます。

そうなると、独学と通学・通信との違いは

試験までのスケジュール管理に加え、

教材、模試など一式を提供してもらうことや、

分からないところがあれば双方向でやり取り

ができるかどうかということだけに

なっているような気がします。

 

そうしたサービスのパッケージに受験生は

対価として受講料を支払うことになります。

 

というふうに考えると、どちらにするかは、

自分で学習の管理ができるのか、あるいは、

他にペースメーカーになってもらう方が

学習が進むのかを自分でよく判断して、

自分にあった方法を選択するのがよいと

いうことになる思います。

 

私はもともと自分のペースでないと、

学習できないタイプだったので、

社労士についても、独学を選択しましたが、

途中でこれだけではとても足らないと思い、

受験予備校の模試やテキストなども併せて

使用することにしました。

 

独学で大事なのは一人よがりにならず、

何でも受け入れる謙虚さだというのが

私の結論になります。

 

ただ、このやり方でまだ合格に至っていない

ことを考えると、この選択が必ずしも正解で

あったとは言えません。

 

特に始めから一発合格を目指している方は、

通学・通信という選択は極めて合理的だと

思っています。

 

次回は第3回として、学習時間の作り方に

ついて綴ってみたいと思います。

また、アクセスしてください。

 

〈今日の旅の1枚〉

2007年7月 ドイツ ポツダム

「この場所から戦後が始まりました」