プレゼンテーションの帰りは




就活生ならではの反省会。




桜で有名な公園があったので、


わざわざ遠回りして駅へ向かう。


女子学生から、嬉しい一言を頂く。



「プレゼンうまいよね。大学で何かやっていたの?」


「いや全然。さっきのが生涯初めて。強いて言えば、ゼミで本の要約を発表をしていたくらい。」




とてもうれしかった。


最後にふざけてしまったことは後悔。


これからプレゼンを始める時は


何を目的にするのかを明確にしようと誓った。




グループディスカッションや面接でも変わらない。





就職活動で目的と言えば、


「自分がいかにできるかどうかを思わせること」。


抽象的かもしれないけど、これに尽きる。




もっとセグメントをするのなら、


営業志望の場合は


「コミュニケーション力」「笑顔」をアピールするなど


もっと細かく目的を決めると、よいパフォーマンスができる。




突然、今日が大学の入学式だと思い出す。





もう4年。学生生活最後。


悔いのなように過ごそうとサークルの勧誘をすることにした。


駅につくと他の学生と別れ、直接、大学の方へ向かった。




大学2年、3年の時はめんどくさがり、


真面目に勧誘をしなかったけど、真剣に取り組むことにした。


今まで、本気で何かを頑張ったことがなかったからだ。




せめて、今からでも真剣に頑張りたかった。




サークルの勧誘なんてたいしたことないかもしれないけど、


ひとつ、ひとつ、真剣に頑張っていくことが大切だと感じていた。


就職活動にかかわらず、人生にもいえることではないだろうか?






初対面の人に声をかけるのはとても苦手。





今までナンパもしたことがない。


恋愛本や心理学の本を読むのが好きだったので


キャッチセールスの人が使う手法を試してみることに。




一度他の人が声をかけてとまった


新入生をつかまえるというもの。





セールス用語で「キャッチアンドリリース」と言うらしい。


声をかけることが気まずい感じがして嫌だったので、


話してしまえば何とでも言える。





この方法は僕には向いていた。





名簿には100名ほど名前を書いてもらえることになった。


この時誘った新入生の1割は


本当にサークルへ入会してもらえた。





試験からそのまま、入学式に向かっていたので、


たまに新入生に間違われる。

新入生の中にスーツ姿の


就職活動生がいるとは誰も思わなかったのだろう。




「テニスに興味はありませんか?」


「いや、4年生なんで」


「えっそうなんですか、見えないですね。」




勧誘している人は必ず驚いていた。


若いように見られるのはまんざらではないが、


大学4年生としてはどうだろうと思い、複雑な気持ちだった。




久しぶりに大学生らしいことをしたので新鮮で楽しかった。


もし、今の自分に頑張ってきたことがないのなら、


今から作ればいい。それだけのことだ。





「やり直すことに遅いということはない」





サークルの勧誘については、


エントリーシートでは書けないことかもしれない。


それでも頑張ることに意味はある。




就職活動中に選考やエントリーシートしか


頭にない人がいるけど、もったいない。





就職活動中も学生であって、


学生としての時間は刻々と過ぎている。




もっと先を見ることも大切。






学生という時間は二度と戻らない。





サークルの勧誘を通して少し自信を回復した。


少しだけど就職活動に前向きになれてきた。


でも、やっぱり将来がある大学1年生は羨ましかった。




【教訓】


エピソードがなければ今から作ればいい。それがエントリーシートに書けなくても、今自分ができることを頑張ろう!自信を持つことが大切。



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