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内装仕上技能士会のブログ

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IFA(インテリアフロア工業会)ホームページを見ましょう。

内装床材を施工する場合に上記のホームページがかなり役に立ちます。
職人にとって、技能のほかに情報が大事です。

コンクリート下地水分いついての最新情報が分かります。

いままでのコンクリート下地では、水分率8%以下は一般工法・8%~10%は耐湿工法・
10%以上は施工不可です。

永年続いたコンクリート下地水分率の判断基準が下地の多様化で見直されました。
コンクリートの配合分量で、水は一般的に8%程度(結合水)ですので通常8%以上の水分を持つ
コンクリートはあり得ないという事になります。

水分計は色々種類がありますが共通の性能と互換性が無いので、現時点では㈱ケット化学研究
HI-520
型の水分計の読み値を倍読みして、水分率を見直し、水分指標(%)になりました。
  
HI-520型の設定 コンクリート・厚さ40mm・温度AUTOで測定)
HI-520
の読み値4.0以下 水分指標8%以下      一般工法
HI-520
の読み値4.05.0 水分指標8~10%     耐湿工法
HI-520
の読み値5.0以上 水分指標10%以上     施工不可 

日本床施工技術研究協議会 コンクリート・モルタル・セルフ・ レベリング下地水分測定判断基準
  (HI-520型の設定 D.MODE・厚さ40mm・温度AUTOで測定)
グレード   440未満        水分指標8%以下    一般工法          
グレード a   440以上~620未満 水分指標8~10 耐湿工法
グレード b   620以上       水分指標10%以上   施工不可 

下地水分の確認と対処が出来なくて、大きなクレームが発生しています。

スラブの打設時期、スラブの種類・厚さ、下地水分の調査等、下地確認は大事な工程及び
信頼に繋がる大事な仕事です。