KAN×秦基博 楽演祭 行ってきました。

 

【楽演祭 KAN×秦基博(1)】ふりかぶり 開演~みどりのピンクカード

【楽演祭 KAN×秦基博(2)】ふりかぶり (みどピン)コードの話

【楽演祭 KAN×秦基博(3)】ふりかぶり (みどピン)作詞と製作期間

【楽演祭 KAN×秦基博(4)】ふりかぶり (みどピン)一般質問

 

↑の続きです。

 

 

まちにまったライブコーナー。

どっちが先にやるかを決めるために

ふたりでジャンケン。

 

最初はゲイ(手を頬に当てて)、ジャンケンポン!とか

最初は平井堅(手を垂直に上に上げて)、ジャンケンポン!とか

いちいち、ネタが入る(笑)

 

ということでKANちゃんからスタート

 

みんなで一緒に歌いたい歌がありますっ!

同じメロディが何度も繰り返されるので…という

いつもの説明。

 

「あー、よければ一緒に歌うんだぁ!」とか思っていると

せっかくのこういう機会なんで、ちょっと話していいですか?

とまたもや「音楽講義」がはじまるわけです。

 

まぁた話かよっ!

(って思ってるでしょ、みたいなニュアンスでKANちゃん)

その言い方聞いて、会場、大笑い。

 

 

よけいちは、何度も同じメロディが繰り返されるんだけど

同じように見えて、すべてコード進行が

微妙に違っていることの説明。

 

どこがどう違うかまで、すごい丁寧に説明してて

楽譜もここが違うってのがわかるように記されたものが

スクリーンに映し出されて

改めて、おお、そうなんだぁ!と思ったり。

 

なんで、コードを少しずつ変えるかというと

演奏する側を飽きさせない為、と。

 

えっ?聴く人を飽きさせないじゃなくて?

 

同じコードで単調な繰り返しになると

演奏する人が飽きてきて

その雰囲気がお客さんにも伝わってしまう。

ひいては、お客さんも連鎖的に飽きてしまう。

 

だから、演奏者の緊張感を保つために

わざとそういうアレンジにしている、と。

 

普通なら、リピートとか繰り返しとかして

1番に戻るとかって感じにして

楽譜も短くなるんだけど

この曲はアレンジが各所で違うから

楽譜もすごく長いんだ、というような話。

 

「スタレビの根本要さんは、この曲を

演奏することをすごく嫌がるんです」

とKANちゃん(笑)

 

 

『よければ一緒に』という曲です。

この曲は 後で 聞いて頂きます!

(会場大爆笑)

 

 

今じゃないんかーいっ!

もう、ほんまに会場中、大笑いでした。

 

 

 

1:愛は勝つ(KAN)

 どこの場面か忘れたけど

 KANちゃんとピアノがライトアップされて。

 その姿がなんかほんと風景みたいにキレイだった。

 あー、この音楽家のピアノ弾いて歌う姿見れるの

 ほんと私、幸せだよなーとか思ってた。

 

2:スミレ(秦くん)

 振り付けをしましょうということで

 秦くんから、振り付け講座。

 

 おしっ!任せろっ!

 ホスキモでもやったもんなっ!

 あたい、覚えてるよっ!踊れるよっ!

 

3:まゆみ(KAN)

 この曲をやるときに、KANちゃんが

 僕も振り付けあるんですよ、みたいな。

 

 可もなーい 不可もなーい

 そんな生活に ウーウー のところにフリがあって、みたいな。

 

 KANファンはみんな頭の中に???

 え?あったっけそんなん?

 

 でも、あるっていうなら、とりあえず、やらなくちゃ!

 

 右手で蚊を振り払うような仕草を2回

 (蚊もなーい)

 左手でフカヒレをあらわすような仕草を2回

 (フカもなーい)

 そんな生活にぃー

 (で 胸の前にハートを作って)

 ウーウ

 (で、胸の前のハートを前に押し出す ←かわいく

 

 ないよっ!そんな振り!

  (秦くん全力で突っ込み)

 

 いい歌なのに、そんな振りしないでいいですよ、みたいな。

 でも、KANちゃんは「気に入ったら使ってください」みたいな。

 

 せっかくいい歌なのに、サビのところで

 この振り付けを思い出して、

 曲の世界に入りきれなかったことを若干恨む(笑)

 

4:ひまわりの約束(秦くん)

5:アイ(秦くん)

KANちゃんが弾き語りのツアーで

カバーしたことをきっかけに

KANちゃんがピアノでアイのセルフカバーを録ったみたいな話。

 

KANちゃんがその弾き語りに至る経緯として

以前、秦くん主催のフェスか何かがあって

そこで、アイを歌いたい、自分ひとりで!と言ったら

「何言ってるんすか?それはダメでしょ(秦くんが歌うべきでしょ)

みたいなゆるい雰囲気がそこかしこから伝わってきたらから

だったら、自分のツアーで一人で勝手にやるからいいよ!

みたいなことで、自分の弾き語りで歌ったみたいな話。

 

6:よければ一緒に(KAN)

ギター伴奏で秦くん。

秦くんが準備してると、楽譜が運ばれてきて

その楽譜を確認しようとすると

その楽譜が絵巻物みたいに長いっ!

 

最初にKANちゃんが

「よければ一緒に」のアレンジについて話してた

「やたらと楽譜が長い」という話の伏線回収

 

ステージをみてると、わー、ほんとに長いっ!

ってか、これネタなのかなぁ?

ほんとにこのくらい長いんだろうか?

 

結局、楽譜台がひとつじゃ収まりきらず

4つぐらい並べて、楽譜を立てかけるという…(笑)

 

KANちゃんから、この曲は繰り返し繰り返しだから

みんな覚えられるので 「はい」という

掛け声で歌ってください、といういつもの説明。

 

今回は福山雅治風で掛け声します、と。

(それが結構、ほんとに似てたんだよね)

 

みんなの歌がよければ、サービスで

広島名物吉川晃司が出てきます、という説明。

(会場、意味わからないまま大爆笑)

 

この説明、意味がわからないと思いますけど

聞いてなかったら、もっと意味わからないので、みたいな説明まで。

 

あと、いつもの拍手の説明。

拍手がしたいと思っても、最初の3ブロックまでは

拍手はしないでください。

どこをもって3ブロックと考えるかは個人の判断です、みたいな。

 

2番に入って、転調した後

ちょっと静かな感じになるんですけど

そこは拍手はしないで頂けるとありがたいです、みたいな。

 

秦くんから

「どんだけ、指示するんすかっ!」みたいな突込み(笑)

 

 

そして、KANちゃんと秦くんでふたりで歌った 

この「よければ一緒に」で終演となりました。

 

この最後の曲「よければ一緒に」

会場中の頭が右へ左へ揺れてて。

若い子も、そうでない人も、音楽に併せて

頭をユラユラ揺らしてて。

 

みんながすごく楽しんでるなーってのが感じられて。

ほんとにいいイベントだったな、って思いました。

 

 

「最後に、秦くんなんかいい話してよ」とKANちゃん

 

”近大(近畿大学)の諸君!近大に関係ない諸君!

 社会に役立つ人間になりましょう”

                        By:秦基博

 

 

 

 

学生向けの音楽談義とライブという

初めてのイベントだったけど

こういうのいいな、新しい形だな、と思いました。

 

音楽を仕事にするっていうことが

どういうことなのかってのが、ほんとによくわかる

イベントだったなって思います。

 

何かを生み出す創造するっていうことが

どういうことなのかってのが、よくわかる

イベントだったなって思います。

 

授業としても大成功だったんじゃないかなって思います。

KAN先生 秦先生 ほんとうにありがとうございましたっ!

 

 

(おわり)