学生時代「趣味とは食事や睡眠を我慢してでもやりたいことです」と講師に言われてから、趣味と呼べるものがわからないままこの歳になってしまった。
自我のない私にはとても強い呪いの言葉となった。

芸能系の学校に通っていたので、自己PRの機会が多かった学生時代。
あの言葉は学生の中身のない趣味自慢を嗜めるための言葉だったのだと思う。

自我の確立した今改めて思う。
趣味は肉体のどうこうなんて関係なく
もっと信仰とか学問のような、精神に近いものなんじゃないか。
学習と研究の先に得られる心の充実。