７月に始まった

Otona nail Lab. community

このコミュニティに向け

週に1度コラムを書くことにしました。

noteや様々なツールを悩みましたが、

多くのネイリストさんにもご覧いただけるよう

私の原点であるこちらのblogを使用し

毎週月曜日に配信をしていきます。

第一回目はテーマに悩みましたが

「コミュニティをつくった理由」

「なぜ無料のコミュニティなのか」

「無料のコミュニティに何の利益があるのか」

最近そんなことを聞かれることが多い。

二つ挙げるとすると

一つ目はまず大前提として

私が作ったコミュニティは

私が何かを教えるという一方向な形ではなく、

「共に学ぶ場」であるという双方向を

コンセプトとしています。

私は才能は誰の中にでもあって、

その才能が表面化するかしないかは

置かれている環境が関係していると思っています。

めぐり逢い

必然

運..

個人のチカラで表面化をさせる

自己ブランディングもありますが

ここで伝えたいのは

パフォーマンス的要素の強いものではなく、

もっと芯の部分。

上野千鶴子さんの東大での祝辞の中で

感銘を受けた言葉。

あなたたちはがんばれば報われる、と思ってここまで来たはずです。(省略)がんばったら報われるとあなたがたが思えることそのものが、あなたがたの努力の成果ではなく、環境のおかげだったことを忘れないようにしてください。あなたたちが今日「がんばったら報われる」と思えるのは、これまであなたたちの周囲の環境が、あなたたちを励まし、背を押し、手を持ってひきあげ、やりとげたことを評価してほめてくれたからこそです。世の中には、がんばっても報われないひと、がんばろうにもがんばれないひと、(省略)

がんばる意欲をくじかれたひとたちもいます。

要は、

あなたはあなたの力でここにいるわけではなく、

学ばせてもらう環境や手助けをしてくれる人がいて

あなたという人が形成されている。

ということ。

だとしたら

秘めた才能を表面化させる手段は単純で、

「伸ばす」ために

互いを引き出し合える場を作れば

良いのではないかと思いました。

コミュニティメンバーにお送りした

「違いは間違いではない」

という言葉が現すように

違いは個性であり、

個性は才能に成り得るもの。

「違い」はある程度の年齢になれば

自分自身で気付いていることが多く、

違いを疎ましく思われないようにと

誰が作ったか分からない「普通」に

合わせようとしていく。

同じ場にいる以上

協調性は大切かもしれませんが

「自分は間違いなんだ」と思う必要は

本来ないはずなのに..

私は違っているからこそ集まりたかったし、

違っているからこそ新たな可能性を築けると

思った。

向いている方向さえ同じなら

それだけでいい。

「自分自身で努力を重ね歩いてきた。

まだこの仕事を楽しみたいし

次世代に語り継ぐ何かだって作りたい。

でも実は、

結構限界も感じている..」

これは私が感じた本音でもあり、

多くのメンバーも

同じ気持ちを持ったことがあると思う。

そう。

一人で進化を続けることは

単純でもなく、容易でもない。

だとしたら必要なのは

「違う視点」で

一人では見出せなかった

「伸びしろ(才能)」を違う視点から

引き出し合い、

そこからまた更に学べば良い。

冒頭の周囲からの質問に話を戻すと

私がこの場で得る対価は

そこから生まれる

「可能性」と「やりがい」で

この対価は私だけでなく

メンバーと共有していけるものだと

思っています。

そしてその対価はゴールではなく

何にでも成り得るスタートで、

私は「新しいスタート」という

対価も得たのだと思う。

すっかり長くなってしまったので

二つ目はまた来週*･゜ﾟ･*

chiaki

コミュニティをつくった理由 1