何を書いたらいいのか、すごく考えていて、なかなか文章にできずにいましたが、震災から1年です。
もう、と言えばいいのか、まだ、と言えばいいのか。
震災の直後、初めての認定講師試験を15日に受けたのを覚えています。まだ電
車もまともに動いていない東京。正直こんなことしてていいのか?
と思ったし、仙台の友達からメールもらってた、外国の医療団体の
通訳ボランティア(日常会話でよかったので)に行ったほうがいい
のか、とも考えたし。。。
...
結局節電と募金しかできなかった。
私にできることはとても少ない。いや、少しのことしか行動できな
かった、といったほうが正しいか。
医療通訳ボランティアは考えた結果やめた。被災者の前で泣かない
でいられる自信がなかったから。間違えちゃいけない。一番つらい
のは被災者の方で私が泣くのは違う。わかっているつもり。それで
も人間だもの!泣かないでなんて居られない。目の前でたくさんの
命を前にする仕事の付き添い。平静にできる自信は全くなかった。
私にできることをたくさん考えた。
結局、節電と募金。それと私なりに経済貢献することなんだと思っ
た。今まで通りはたくこと。被災していないこちらでどんどん盛り
上げないと経済が停滞する。「不謹慎」という言葉を多用しすぎる
ことも避けた。
支援はそのときだけじゃなく、継続することが大事で、その大事な
ことをちゃんと忘れず、自分ができることからやればいい。できる
範囲で。それを忘れないことがたぶん一番大事なこと。
だと思います。
多くのなくなられた皆様のご冥福と、被災地の復興を心よりお祈り
しております。