旦那さん、お母さん、旦那さんのお母さんに見送られ
いざオペ室へ。
台に乗せられまたまた緊張
昨日主治医の先生に
「身内を褒めるのもなんだけれど、
うちの麻酔科の先生すごく上手だから!」
と言われていました。
そしてその麻酔科の先生が登場。
私の今までの患者さん情報によると麻酔をかける時、
腰に注射をするのですが、
それがとにかく痛いと
あぁ。(´д`lll) 怖い!
今までこんなに手術が怖いものだなんて思わなかった。
今ならすごく患者さんの気持ちを理解できるのに!
そして、いざ注射
ん、ん、??
えっ?
「もうはいったよ~」
ほんとですかΣ(=°ω°=;ノ)ノ
先生!
痛くないΣ(・ω・;|||
私が大嫌いな歯医者の注射より痛くない!
緊張と興奮で多弁になっている私。
ついつい
「先生すごく上手ですね~」
などなどぺらぺらとしゃべってしまう・・・
ちなみに帝王切開は腰椎麻酔という腰から下の麻酔で行うので、
手術中は意識のある状態。
意識があるのにおなかを切られるなんて恐ろしいのだけれど・・・
そこへ主治医も登場!
麻酔科の先生が麻酔のかかり具合を確認し、
いよいよ手術開始
麻酔科の先生が随時報告を入れてくれる。
「今切っているよ~」
「もう子宮が見えてるよ」
「あっ足が見えてきたよ」
えっ足??
あっそっかぁ。私逆子だった
そしてついに
「はい14時32分、女の子です!」
しばらくしてりこぴんの産声が。
感動で涙が止まりませんでした。
少し処置をした後、りこぴんが私の枕もとへ~
初めてのご対面。
この子が私のおなかの中にずっといたんだと思うと、
なんだかほんとにいとおしく思いました。
りこぴんは2210グラムと小さかったので、
すぐに保育器に入れられ処置に連れていかれました。
ほんとに感動でなんといいあらわせばいいのやら。
(この文章を書いている今もうっかり涙がでてしまいました)
ところが感動の嵐に包まれている私に、
別の嵐がやってきました
それは、
傷の痛みと子宮の収縮痛というものでした。
子宮は赤ちゃんがでると自然に収縮するのですが、
手術後はそれを助けるために収縮剤という薬を使います。
それが半端なく痛い
麻酔科の先生がこれからもっと痛みが強くなるので、
痛み止めの麻酔を使いますか?
と言われ、
お願いします!と即答!
それから麻酔が効きうとうとして手術室を後にしました。
後から聞いた話なのですが、
りこぴんが保育器に入れられ出てきたのが14時32分の出産直後。
その後私はお薬で眠ってしまったので手術室に1時間強いたらしく、
出てきたのは16時頃。
旦那さんはなにかあったのか?!と
ハラハラしながら待っていたそうです。
そして部屋で目を覚ますとばぁばたちがりこぴんの報告をしてきました。
「泣いていたよ~」とか、
「ばたばた動いていた」とか。
ベッドの上から動けない私に代わって
みんながかわるがわるりこぴんを見に行きます。
そして、ほっとしているのも束の間。
また恐怖の収縮剤を投与する時間が・・・
ほんとに無理。
今までこれ以上の痛みはないって言うくらい痛い。
傷ももちろん痛いのだけれど。
Wの痛みが・・・
母たちが帰り旦那さんが見守る中、必死に痛みに耐えました。
面会時間も終わり夜になり一人になると、
感動と痛みとなんか不安な気持ちになったり。
早く朝が来ないかな?
そんなふうに考えながら、うとうと眠りにつきました。
つづく