私には、長年信頼して来た「タロット占い師のA」さんがいました。ホームに来る前のワンルームマンションで、必ず夜の9時になると、壁、床、天井辺りから、ボン!ドスン!ガンガン!ポコン!という酷いラップ音がしました。それも必ず1時間くらい起きます。最初は「幻聴かな?」と自分が統合失調症かも知れない!?とヒビリまくりましたが、違いました。その日にゴミを出す為に、外へ出た私は滅多に会わない隣人の男に会いました。向こうもびっくりしている感じでした。そして男が明らかに怒っている感じで「何で、9時になったらいつもあなたの部屋がうるさいの?あの音で、TVの音も聞こえないよ」と言われました。ラッキー!と思いました。「幻聴」では無かったからです。でもすぐ「…じゃあ、アレは何?」になり、ゴミを捨てながら考え込んでしまいました。


そんなラップ音で悩んでいる時に、知り合ったのがタロット占い師のA先生です。


A先生は早速タロットで私を視て頂き、その結果「私の首まで龍のようなモノが巻かれている。この龍は病気で苦しそうで、あなたに助けを求めている」と言われました。


私「先生、私はどうすれば良いのですか?」A先生「今から真言とお祓いをするから目を閉じて合掌しなさい🙏」と言われたので、目を閉じて合掌🙏しました。すると凄く迫力ある低い声で、真言を唱えて、手に持っている何かを振っていました。時間はかなり長かったです


A先生「目を開けて下さい。病気の龍は、上(多分天界)に上げましたよ」と言われました。あと「風呂場から不浄を感じるので、小まめな換気、掃除、又、風呂に入る前にひとつまみの塩を身体にかけなさい」と言われて私の占い🔯除霊?は終わりました。それから不思議と夜9時に起きていたラップ音が消えました。


それ以来、私はA先生の完璧な信者になりました。「こんな凄い方と普通にメール交換が出来て私は幸せ者だ!」と心から思いました。


ある日、滅多に公開LIVEをしないA先生が、LIVEをするとの噂を聞いて、その日の時間に正座をして待っていたら、A先生がLIVEを開始されました。


私はすぐLIVEに入り、順番的には3番目を勝ち取りました。本当は1番目を取りたかったから悔しかったです。そして、投げ銭(スーパーチャージ)を、かなり多めにA先生に投げ銭をしました。すると、A先生が「あ、奈歩さん、いらっしゃい」と言ってくれたのに…。


ある程度、人数が集まり、A先生は「はーい、では今から占って行く人の順番の名前を呼びますねー」と言ったから、ずっとずっと待っていても、私の名前は呼ばれずに10名で締め切られてしまいました。「えええー???」私の頭は混乱しました。私も怖気づいてしまい「私の事は今日は視たくないのかな?」と、LIVEを見ないで切りました。悲しかった。見捨てられた。恨めしい。口惜しい。なぜ?という感情で泥泥になり、いつもより多めの睡眠薬を飲んで8時30分には寝ました。


でも、よくよく考えると私とA先生の関係性なんて「その程度だった」のかも知れませんね。私が、私だけが自惚れていました。反省しています。


しばらく占い🔯には近寄りたくないです。