★ 作品紹介
あらゆる知識を難なく習得出来てしまう天才中学生「高嶺清麿」(タカミネ キヨマロ)は、その能力の高さから同級生達と壁が出来てしまい、孤独な学校生活を送っていた。そんな生活が続き、自分の価値を見出だせず、何のために生きているのかとさえ考えるように。
そんなキヨマロの前に「ガッシュ・ベル」と名乗る金髪の小さな少年が現れる。
ガッシュは、記憶喪失で身寄りの無いところを海外で暮らすキヨマロの父に救われたので、その恩返しとして、息子であるキヨマロに「友達が出来る」ように手伝いに来たと説明する。余計なお世話だと拒絶するキヨマロに構わず、ガッシュによる「キヨマロ友達作戦」が開始する。
そんな時、何かとキヨマロに絡んでくる不良から、同級生を守るため、初めてキヨマロは人のために立ち向かう。が、まるでケンカで歯が立たないキヨマロは、ガッシュが持ってきた、天才であるキヨマロでさえ解読不能な「不思議な赤い本」に目を付ける。
解読不能なはずなのに、何故かそこだけが読める一節、「第1の術・ザケル」と唱えたところ、校舎を破壊するほどの破壊力を秘めた電撃がガッシュの口から飛び出す!
キヨマロは勿論、当人のガッシュさえ状況がつかめない中、ガッシュの赤い本を燃やそうと、ガッシュと同じく不思議な力を持つ少年とパートナーの男が現れる。
そこで明かされたのは、ガッシュは魔界からやって来た魔物の子であり、自分達は1000年に1度、魔界の王を決めるための闘いをしているという。
ルールは3つ。
① 魔物の子と人間がパートナーとなり、人間が本に書かれた呪文を唱え闘うこと。
② 魔物の子は本を燃やされると魔界へ帰されてしまい、敗北となる。
③ 100人の魔物の子の中から最後の1人となったら、その者が王となる。
キヨマロとガッシュの壮絶なサバイバルが始める!
★ 感想
天才であるキヨマロに対し、周囲の同級生達は妬みから冷たい態度を取るようになった。孤独になったキヨマロはいつしか人にかかわることを避けるように。
そんなキヨマロの前に颯爽と現れたのがガッシュ! 正しいことを正しい、ダメなことをダメだとハッキリと物を言うガッシュを煩わしく思っていたキヨマロだけど、キヨマロのことをバカにする同級生に対し、「キヨマロが実際にお前達に何をした!? 変わってしまったのはキヨマロではなく、キヨマロに対するお前達の態度だ!」と激怒するガッシュの姿を見たキヨマロの心に変化が訪れる。
人にかかわることを避けていたキヨマロだけど、同級生のピンチを前に、ガッシュの「もう迷うな! 走ってしまえ!」と後押しされ、キヨマロの本来の正義感にあふれた姿が現れていく。
数々の危機を乗り越え、キズナを深めていくキヨマロとガッシュだけど、いずれは必ず訪れる別れ。
その日まで、懸命に走り続ける2人と、その仲間達の姿を描く、感動の傑作です!