延び延びになっていた中田秀夫監督作品「スマホを落としただけなのに 最終章 ファイナルハッキングゲーム」の「熱海のロケ地」へ行ってきた話。予想外な展開になりましたが、ロケ地の紹介をさせていただきます。
出かけたのは「7月」でしたが、「もう少し早く行けばよかった…。」という結果でしたww。

「スマ落 最終章、熱海のロケ地」のロケ地マップです。
ロケ地は「JR 熱海駅」から徒歩10分弱くらいの場所でした。子供の頃に家族旅行で、父が運転する車で2回訪れていますが、JR熱海駅で降りたのは今回が初めてです。
「熱海」が「新婚旅行」、「社員旅行」のメッカと言われていたのは知っていますが、家族旅行で来た頃の熱海は既に「全盛期」ではなかったように記憶しています。
「衰退」したと言われる熱海、果たして、近年の「インバウンド」の影響やいかに…。と思いつつ熱海の街を歩き回って来ました。

「JR 熱海駅」、古い駅舎も味があって良かったのですが…。

ここはかつて「金星人(自称)」が現れた商店街ww。

「ミスト」が流れるゴージャスな商店街。
「仲見世通り商店街」をぬけて坂道を下って行くと、右手に「城の石垣」を思わせる高い石垣が見えてきます。その石垣を右に曲がると「ムグンファのアジト見えるはず…。」と、ワクワクしなが歩を進めました。

リゾートホテルの谷間の物件=「ムグンファ」のアジトww。
熱海駅からロケ地までの道のりは「Google Earth」のストリートビューで確認していたので、角を曲がればストリートビューの画像と同じ光景が眼前に広がるものと…。

浦野が車で連れてこられた「ムグンファのアジト(入口)」

正面の石段(奥)が浦野が下りてきた石段
だがしかし、角を曲がると「えっ!」ムグンファのアジトはシートに覆われた状態。想定外の事態に唖然としましたが、「解体工事中」という現実は受け入れざるおえず…「もう少し早く来ればよかった…。」という結果になりました。

なんと!アジトは解体中!!

もう少し早く来ればよかった…残念。

あの石段…下りてみたかった…。
この場所を探す手がかりになったのは、本作のパンフレットの「PRODUCTION NOTES」に掲載されたスミン(クォン・ウンビさん)が浦野善治(成田凌さん)に「ウラノヨシハルさん、ですね?」と声をかける場面の撮影準備中のスチール写真に写り込んでいたいた「駐車場」でよく見かける「路面標示」。
そして、背後の「白いフェンス」。近所のスーパーマーケットの駐車場のフェンスと同じタイプの白いフェンス。「…コンビニ(コンビニエンスストア)の駐車場…?」、ならば、ここは「日本」。熱海がロケ地になった事はSNSの投稿で知っていたので「熱海のコンビニ周辺」をGoogle Earthで探し始めましたが、それが「苦戦」ww。
Google Earthで見られる画像は、上の「ムグンファのアジト」を見下ろしている画像だったので、アジトの横の駐車スペースが舗装されていなかったため、熱海市内のコンビニ、スーパーマーケットなど、それらしい施設を探し回っても「熱海のロケ地」は見つかりませんでした。

映り込んだ「路面標示」はこれか?
ただ、それらしい場所をストリートビューで見て回るうちに熱海の街の特徴となっている「石垣」に気が付き、「浦野善治が下りてきた階段と周辺の石垣」の「地形」をヒントにしてあらためてGoogle Earthで熱海の街を探してみると、ホテルの谷間にそれらしい場所が!ストリートビューに切り替えて、ムグンファのアジトの入口の「階段の手摺」を見た時には「ここだぁー!」、感動しましたww。
いざ、その場所へ行ってみたら「解体中」。残念でしたが解体中のアジトを見て…「あの窓…?」。「浦野が目覚めた部屋の窓?」、「ムグンファを裏切った構成員が制裁を受ける場面?」。情報不足でロケ地の探しようがなかった場面を思い出しました。
ストリートビューで見た感じでは建物の外観は「カジノ」を思わせる雰囲気もあり、本編の「ムグンファのアジト」が映し出される場面を確認すると、天井の照明などが「カジノの内装」にも見えてくる…。
この場所は、ムグンファのアジトの「入口」だと思っていましたが、この物件が「ムグンファのアジト」だったかもしれません。

別の角度(道)から見た解体中のアジト…あの「窓」…?
わざわざ熱海まで出かけた理由は、ストリートビューで見ることができなかった「スミンが父親に拉致された場面」のロケ地を確認したかったからなのですが、「関係者以外立入禁止」で、それも叶わず…。何をしに熱海まで来たのか…ww。
ですが、スミンに同行を求められた浦野が「徒歩1分」の距離を車で連れてこられていたり、そもそも浦野が目覚めた部屋がアジトの中だったかもしれなかったり、アジトを出て行ったスミンが、アジトの裏の道で父親に拉致されていたり、ロケの現場を確認できた事で、本編の各場面をあらためて楽しく観られました。

アジトを出たスミンが、父親に拉致された場所は?
そしてもう一ヶ所、最終章のロケ地になった場所へも行ってきました。こちらは「3月」でしたが、すでに「解体済み」でしたww。地元「横浜」の「横浜スタジアム」のすぐ横にあった「ホテル横浜ガーデン」。浦野が偽の情報でおびき出されたホテルの場面が撮影された場所です。

取り壊される前の「ホテル横浜ガーデン」
「富田麻美(北川景子さん)が韓国へ来る」という「偽情報」に、浦野がノコノコとおびき出されて現れた場所は「首都高速」と「JR 京浜東北線(根岸線)」の下の歩道。左方向は「横浜中華街」、右方向は「JR 関内駅」、「馬車道」、「伊勢佐木町商店街」という「横浜スタジアム」の前の歩道です。
韓国語の垂れ幕や韓国語の表示物を掲げた屋台を置いて、日本語で書かれた駐車場の表示物を隠して「韓国の街角」が完成ww。

屋台や垂れ幕で駐車場の看板類を隠して現場を「韓国」にww。
兵頭彰(井浦新さん)と加賀谷学(千葉雄大さん)が張り込んでいた場所は、横浜スタジアムのバックネット裏右側の階段のスペース。

兵頭と加賀谷が張り込んでいた場所

まる見えな張り込み現場ww。
浦野が渡った横断歩道は、ホテルの目の前の「横浜スタジアム前交差点」の横断歩道。おびき出された浦野でしたが、同じ服装の「替え玉」を何人も用意している周到さはさすが。

浦野が渡った横断歩道

「ホテル横浜ガーデン」周辺のロケ地
映画やドラマの撮影に使用された建物が撮影後に解体されてしまう事は珍しくなく、解体撤去が決まっている建物なので、撮影後の原状回復の必要なしという場合もあるようです。なので、制作側としてはやりたい放題の撮影ができるので都合が良いらしいww。
ただ、「ロケ地好き」としては寂しいですねぇ。ロケ地を見て、撮影時の「スタッフの苦労」を知ることもあるので…。
さて、結果として熱海まで行ったのに「解体現場」しか見られなかったわけですが、同じ熱海で撮影が行われた作品、「パトレイバー THE NEXT GENERATION(TNG)」、第3章 episode:5、第4章 episode:6のロケ地も確認してきました。
早いもので、パトレイバーTNGも「10年前の作品」となってしまい、現地の衰退ぶりは想像以上…。
さらに、熱海の山にじわじわと広がり始めた「太陽光発電」の「ソーラーパネル群」…。海岸から立ち上がるようにそびえる山の上に「ソーラーパネル」…、「災害」の予感しかない…。
「新婚旅行のメッカ」、「社員旅行のメッカ」=熱海の復活はあるのか?パトレイバーTNGのロケ地を訪ねながら考えたいと思います。
という事で、また次回。