女優の前田敦子が4日、東京・渋谷のNHKで、
自身が主演する時代劇『あさきゆめみし~八百屋お七異聞』
(9月19日スタート、毎週木曜 後8:00 総合)の完成披露試写会に出席した。
恋の相手には「やさしくて理解のある人がいい」という前田。
同ドラマでは、初恋の人を想い、わが身をかけて純愛を貫こうとする主人公・お七を演じており
「ダメだと言われるとどんどん好きになっちゃう、そういう気持ちわからなくもないな」
と“恋は盲目”に共感を寄せていた。
同作は江戸時代から語り継がれる「八百屋お七の放火事件」、
恋に狂って放火という大罪を犯し、火ぶりの刑に処せられた少女の物語を
「放火は冤罪だった」という切り口で、脚本家のジェームス三木氏がひも解く純愛ドラマ。
ジェームス氏は「本当の恋は、その人のために死ねるかどうか。
それがこのドラマのメインテーマです」。
恋を知らなかった少女が、初めての恋を知り、悩み、傷つき、愛される喜びを知り、
やがて相手のために命がけの行動に出る。
前田は「初めての恋をして、真っ直ぐに恋をして、その恋にのまれていって…、
短い間にいろいろな経験をして大人になっていく。
そんなお七と共に私も成長していると思うので、
お七が大人になった瞬間を見届けてほしい」と力強くアピールした。