重量物・精密機器輸送・搬入・据付はナグモ産業にお任せ!

重量物・精密機器輸送・搬入・据付はナグモ産業にお任せ!

千葉県市川市の搬入会社、ナグモ産業㈱の業務事例ブログです。
安全に搬入作業を行うために各種道具・機材・養生を豊富に取り揃えており、
特にクリーンルーム内への装置の搬入・据付作業に関しては力を入れております。

重量物・精密機器の輸送・搬入・据付ならナグモ産業にお任せください!

【困ったときのナグモ産業株式会社】
〒272-0004 千葉県市川市原木2-11-15
TEL : 047-327-4480 FAX : 047-328-6028
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はやぶさ2カプセル輸送に関しては、

弊社宮原が詳しく書いておりますのでそちらをご覧ください。

 

 

 

 

 

私は、ちょっと違う視点で。

 

なぜ弊社にこの仕事が来たのか?

 

・創業者の親父が精密機器に特化して運送事業を行ってきた

・今回はやぶさ2カプセル輸送をいただいたお客様とは30年以上前からのお付き合い

・しかし、当初は精密機器の取り扱いではない。

 通常の航空貨物の共同集配のチャーターのお仕事

・途中でチャーターのお仕事は無くなった。

・でも、スポットで航空貨物の仕事はもらっていた

・3年前から、成田空港からの搬出・積込・広島輸送という

 精密機器一貫業務が評価され、受注が継続

・お客様のところに「はやぶさ2カプセル輸送」の話が来た時、

 ナグモ産業を一番に指名してくれた

・専務がこの依頼を、料金も聞かずにあっさり「良いですよー」と受けてくれた

 

お客様に「はやぶさ2カプセル輸送」の話が来て、

この保険も効かないような製品輸送をどの業者にしようか考え、

依頼するなら「ナグモ産業」しかない!と一番に弊社に連絡してきてくれた。

 

この会社には10年前まで、経営理念がなかった。でも、

 

この会社は何のために存在するのか?

何を大切にして、仕事をしているのか?

 

その想いはあるはず!と思い、

創業者の親父や専務など、いろいろな人にインタビューして出てきたのが

 

「困ったときのナグモ産業」

 

お客様の困ったこと、困難なことに取り組むという

親父の時代から実践してきたことを経営理念として言葉にし、

この10年間、私の代でも社員全員が実践し続け、

お客様の信頼を得た結果だと思います。

 

親父のおかげであり、親父を支えてくれた社員の皆さま、

そして現在の本社特殊輸送課、成田営業所、社員全員の仕事の品質の高さのおかげです。

本当にみんなに感謝です。ありがとうございました。

 

 

最後に、今回、輸送してくれたドライバーと助手(専務)を紹介します。

まずは、ドライバーの亀岡功(41歳)

うちに17年勤めてもらっています。

今回の件で、私としては、嫁さんをGETして欲しい(o^^o)

(でも本人は、その気無し。。。^^;)

亀岡のTBSでのインタビュー、運転技術についてはこちらをご覧ください。

 

 

そして、助手席に乗っていたのは、

このトラックを(6t車なので)運転することが出来ないのにも関わらず同乗した、

弊社の専務の宮原廣道(56歳)

弊社に32年勤めてもらっています。

うちで一番長く勤めている番頭さん、頼りになる存在です(o^^o)

ゲート操作係として、ニュース映像にたくさん出ていましたね。

12/8am7:20ぐらいにNHKの生放送で、引きの絵ではありましたが

弊社のトラックと、飛行機のファルコン、そして専務ひとりが

ずーーっと、画面のセンターに映っていました。

もう、テレビの前で、家族で大興奮でした^^

(実はこのとき、トラックの裏で、たくさんのJAXA関係者が

 打ち合わせをしていたみたいですが、NHKのカメラでは、

 トラックでJAXAの方々が見えず、ゲート操作役に徹していた

 専務だけが、ずっと映り続けるということになったみたいです)

専務のBAYFMでのインタビューは、こちらを聞いてください。

bayfmit.mp3

 

そーいえば、もう一つ、エピソードがありました。

今回、TBSとBAYFMから取材があったのですが、

そのひとつ、BAYFMの取材につながった話をします。

 

12/17の夜、FBで友達でない人からメッセージが届いていました。

「はやぶさ2のカプセル、運んだんですか?」

誰だろー?と思いながら「運びましたよー!」と返信。

すると、BAYFMの番組の構成作家の方で、取材をしたいとのこと、

18日ならいいですよー!ということで、翌日の朝、急遽、取材にきてくれました。

そのときのtwitterがこちら。

で、なぜ、このかたが、うちに連絡してきてくれたのか?

そして、なぜ、あのような弊社をたっぷり持ち上げてくれるような構成にしてくれたのか?

実は、地元のお祭りで、#エドロック という、

音楽と芸術を融合させたイベントがあって、そのイベントの実行委員長が

私の同級生であり、#市川商工会議所青年部 の仲間、

そこに協賛として、トラックを毎年、提供していた。

その副実行委員長が、BAYFMの構成作家さんだったんです。

どこでどう繋がるかわからないですねー

 

ご縁を大切に

 

今ここに全集中!

 

ナグモ産業、これからも

 

「困ったときのナグモ産業」

 

困難に挑み続けます!

 

#はやぶさ2

 
 
 
 
 

皆さん、こんにちは!ナグモ産業の宮原です。

 

ご連絡が遅くなりましたが、昨年12月8日(火)に「はやぶさ2のカプセル」を羽田空港よりJAXA相模原へ輸送しました。自身もこの業界に約32年かかわっていますが、その中でもBIGニュースになる位の感動を頂きました。皆様にもこの感動をお届けしたく、この仕事を受注して輸送に至るまでの経過をご報告いたします。

 

まず、11月半ば頃に、従来よりお付き合いさせて頂いておりますお客様からお電話を頂き、「はやぶさ2のカプセル運ぶ?」と連絡を受けました。その時はあまりピンときませんでしたが、はやぶさ2をネットで確認したところ、すごい仕事だな~と思いました。気持ちはお祭り騒ぎになるくらい、ウキウキしてました。ご担当者に何時頃の輸送になるか確認しましたが、その時はまだ12月半ば頃としか分からず、カプセルが地球(大気圏)に帰還して、それを探し出してから約45時間後の配送になると聞きました。カプセルは大気圏突入後、オーストラリアのブーメラ砂漠に落ちる予定と聞き、その日からはネットを毎日確認して何時地球に帰還するのだろ~と心待ちでした。

 

一週間が過ぎたころ、報道で12月6日(日)の早朝に大気圏へ突入すると聞きました。

(大気圏突入シーンは、JAXAホームページをご覧ください)

 

 

徐々に輸送する日程が見えてきて、ついに12月8日(火)午前6時頃にチャーター機で日本に到着する事が分かり、車両及びドライバーを決定する時が来ました。打ち合わせの時に報道関係がすごいような事を聞いていて、ここはカメラ移りの良いイケメンドライバ-二人(亀岡くんとわたくし宮原)しかいないと確信しました。

(ブーメラ砂漠での発見シーンは、JAXAホームページをご覧ください)

 

 

 

12月8日(火)午前5時30分に羽田空港に集合することになり、亀岡くんと出発時間を午前4時頃と決め当日を迎えましたが、前日からの緊張で一睡も出来ず、午前2時に会社へ向かい、車両点検・ゲート点検等を行い準備しました。

  

 

当日亀岡くんも予定時間より早く出社したので、会社を出たのが午前3時過ぎ、羽田空港に着いたのが午前4時過ぎで、予定よりも1時間30分程早く着き待機していました。

待ち合わせの時間がきて、当日の輸送ルートを打ち合わせ、そして・・・ついに・・・・・・

午前7時20分にプライベートジェット(アルコンX7)で羽田空港に無事カプセルが到着しました。

 

 

プライベートジェットよりカプセルを降ろす作業は、各関係者が行い、私たちはゲートを空けて待っていました。するとついにカプセルの入った箱がゲートに乗せられいよいよここからが私達の仕事だ~と力が入り、足が震えました。

 

小物も含め、すべての品物を固縛していざ・・・・・相模原へ出発!!

 

輸送ルートは、羽田空港―羽田ランプ-神奈川線-生麦ランプ-東名方面へ-東名(港北パーキングにて、1時間に一度のカプセル内の温度チェック-横浜町田ICより16号相模原方面へ-JAXA相模原着と予定通り輸送出来ました。

 

 

ただ、JAXA相模原へ入る時のあの歓声

(おかえりなさ~い♪)

(はやぶさ2号、感動をありがとう♪)等、

相模原市民(はやぶさファン)の方々並びにJAXA相模原の関係者方々の歓声に心ひかれ、思わず恥ずかしくなりましたが、(本当は手を振りたかった)カプセルの代わりに車の中から「ただいま~♪」と皆様へ伝えました(聞こえないと思いましたが)

 

そして、JAXA相模原構内へと進みカプセルの搬入場所へと車両を駐車させました。

ここでも報道関係者が沢山いて、恥ずかしい気持ちでしたが、「荷卸しまでが我々の仕事」だと思い、緊張はレッドゾーンでしたが、ゲート操作を完了し、カプセルは無事搬入棟の部屋に運ばれました。

 

 

今回の輸送は、「はやぶさ2号」の52億kmという長い旅からの輸送を引き継ぎ、我々はたった50数kmでしたが、その任務を受け継いで問題無く無事に届けられた事はとても誇りに思います。

 

「はやぶさ2号」は、カプセルを地球に届けた後、次の任務へと移りましたが、また11年後に新たな物質を採取し、無事に地球に帰還した際には、また国内輸送が出来れば

 

最高~♪

 

に幸せです。

 

最後に「はやぶさ2号」へ

 

 「みんなの夢と希望を運ばせてくれて 本当にありがとう」!!

 

BY 何も専務こと 宮原廣道

 

#はやぶさ2

 
 
 
 
 

先日、はやぶさ2のカプセルを

羽田から相模原まで運ばせていただきました。

輸送時、助手席に乗っていた弊社専務に

今回の件をまとめてもらっていますので

しばらくお待ちください。