結婚して「奥さん」と呼ばれるようになり
出産して「お母さん」と呼ばれるようになり…
少なくとも日本において生きている限り、
女性というのは誰かのために生きているような
そんな気がしてきます。
まあ、男性でも女性でも
誰かの手助けなくしては生きていけないと思うので
誰もが誰かのために生きているとは思うのですが
生きていくことを誰かのせいにする、というのは
やっぱりよくないなあと思うんです。
「子供がいるからがんばらないと」
「親に心配かけないようにしないと」
って思いがちなんですけど
結局は自分がどう生きていきたいかを
持っていないと
今、寄りかかられていると思っているのが
実は自分が寄りかかっているわけで
そこがこけし落としみたいに
ある日、すっこーんと抜けちゃうと
今自分が立っている場所さえ
わからなくなってしまうんじゃないかと
思ってしまいます。
先日、この歳にしてはじめて知った
「俯瞰(ふかん)」という言葉
これからの私のキーワードになりそうです。
結局は、自分がどう生きていきたいか。
目指すゴールはどこなのか。
ぼんやりでもはっきりでも描いていきたいなあと思っています。
要はね…
「ええかげん自分の靴下くらい自分で探して仕舞えるようになってんか!」
ということです、はい。
そんな時に、がみがみ怒って小言を言いまくる母さんになって生きていくのか、
にこにこ美しく(ここで語弊があるとかはつっこまない)
家族をコントロールしている奥方でいるかは
私が決めていいことなんだということです。
選べば、いいんです。
はい、真夜中の、独り言でございました…
(何があったのかはご想像にお任せします)