今日はいつも食べているぶたさんの飼料の変更に関する勉強会。
今まではペレット状の飼料だったのが、
それを水分に溶かしてスープ状にして与えるようにするとのこと。
メリットが多く、欧州では主流になっている方法だとか
ふんふん、と話を聞いて、
試食をして帰ってきました。
一番引っかかった話は、
放牧で育ったからといって、
必ずしも健康なぶたさんが育つとは限らないということ。
逆に土壌菌や回虫にやられて、放牧ぶたの方が内臓廃棄率高いとか…

う~ん、複雑だ…
そして意外にも知らなかったこと。
休耕田を利用して育てた飼料用稲を用いて家畜を育てるのが、
今国内自給率を上げると期待されているんだけど、
今『お米食べて育ってます

私たちが思うほどお米を食べてなくて
(一生に食べる飼料の約5%ほど)
実際、自給率を上げるほど飼料に回されるにはまだまだ遠いとのこと。
ぶたさんの栄養状態とかが変わっちゃうから、配合とかもガラリと替えなきゃいけないとか。
それもまだ未知の領域だから、
今から研究していかないといけないんだって。
でも、近い将来、
non-GMO飼料は残念ながら手に入らなくなるかも知れないし、
飼料の輸入すら出来なくなるかもしれない。
その時に慌てないために、
今いろんな角度から飼料の研究をされてるよう。
私たちも今から出来ることはしていかないといけないよね。
どんなふうに育てられているか勉強したり、
ちゃんと育てられているぶたさんを選ぶとか、ね。
当たり前にいろんな恩恵を受けている私たち日本人。
受け身ばかりでいるのはそろそろ卒業しませんか