さあここからはなぐちゃんワールドです!眉につばをしながら聞いてください。
我々の身体には体内時計があって、睡眠と覚醒の周期をつかさどっています。
ノンレム睡眠のときに脳は休めるのですが、明け方になるとほとんどレム睡眠ばかりになります。
つまり、夜更かしをして明け方になってから寝ても脳は休めないということです。
そればかりではありませんノンレム睡眠のときにはもっと大切なことがあります。
それは成長ホルモンや性ホルモンがすごく出るのです。
だから昔から「寝る子は育つ」というでしょう。
子供から思春期にかけて夜更かしをする人は背が伸びません!
また女性ならおっぱいも発育しないし、男性ならあっちも弱くなります。
ひげって昼間は余り生えませんが、夜の間に生えますよね。
髪の毛もそうですよ、夜更かしする人は禿げます。
さらにこの成長ホルモンには蛋白質同化、脂肪分解、免疫促進などの作用があります。
蛋白同化ってよくスポーツ選手がドーピングで使いますよね。丈夫な良い体を作るのです。
傷も治してくれますので、荒れた肌やシミなんか寝ている間に治ります。
粘膜の表面の小さな癌も寝ている間に新陳代謝されて、治っちゃいます。
脂肪も分解されてすっきりします。
免疫によって風邪のウイルスも退治してくれますが、癌に対する免疫力もアップします。
だから最近、若返りホルモンとか美容ホルモンと言われて、高いお金を払って
成長ホルモンを注射している女性もいますが、
そんな無駄なことをしなくてもノンレム睡眠で十分に補えるのです。
ただし!日が昇ってからではこのノンレム睡眠はほとんどありません。
だから若返りたい、癌を退治したいと思ったら夜の11時から夜中の2時までの3時間を
ぐっすり熟睡してくださいね。