煙草は最大の発ガン物質であることはわかって貰えた?
でも煙草を知っても癌にならない人っているよね。
「主治医の見つかる診療所」(テレ東月曜7時)でなぐちゃんの隣に座っている
金先生なんか、吸ってもならない人がいると言って、煙草を止めようとしないんだけど。
実はガンになるには遺伝的素因、つまり個人ごとの遺伝子の(核酸塩基配列の)違いが影響しているんだ。
たとえばCYP1A1という遺伝子は、煙草に含まれる発ガン物質をより活性化する酵素を作る。
これがある人はなりやすい。
一方で、GSTM1という遺伝子は活性化した発ガン物質を無毒化する酵素を作る。
これがあるとなりにくい。
CYP1A1はあるがGSTM1がない人が煙草を吸ったらとても危険です。
早速遺伝子検査をしなければと焦っているあなた。それより禁煙したら?