こんにちは。
今日も政府刊行物について更新していきます。
官報神田錦町ビル のホームページを拝見していたら、
少し気になる政府刊行物を見つけました。
【食の安全と健康意識データ集】というタイトルの政府刊行物なのですが、
今月5日が発行日らしいです。
調べたところによると、こちらの政府刊行物は過去にも発行されているんですね。
過去(2003年)の政府刊行物の内容は
■表示、安全性、添加物、HACCP、有機JAS、不祥事、地産地消、輸入食品、外食、トレーサビリティ…官公庁・各種団体・民間企業等が実施した、食の安全をめぐる意識データを網羅。
第1章 食の表示・安全に関する意識データ(官公庁調査)
第2章 食の表示・安全に関する意識データ(民間調査)
第3章 食の摂取に関する意識データ
第4章 飲酒・喫煙に関する意識データ
第5章 健康管理に関する意識データ
第6章 医療・医薬に関する意識データ
などが書かれているそう。
そこで飲酒と喫煙は体にどのくらい影響を及ばすのか調べてみました。
まずは、飲酒が及ばす影響
■急性アルコール中毒による死亡事故■
急性アルコール中毒では死亡事故のイメージが強いようですが、飲んだアルコールの作用で突然死んでしまうわけではありません。怖いのは、窒息と転倒です。
急性アルコール中毒では、血中のアルコール濃度が上昇すると同時に、アルコールが分解してできるアセトアルデヒドの上昇も起こります。
アセトアルデヒドには吐き気をもたらす作用があります。意識がなくて体が麻痺した状態で嘔吐する可能性が高くなり、嘔吐による窒息が死亡事故を招いています。毎年報道される新人歓迎会などで起きる死亡事故は、呼吸停止ではなくて窒息が多いと推定されます。
また、転倒による外傷も危険です。階段での転倒で骨折などの重傷を負うケースを始め、飲酒自転車による事故も絶えません。飲酒後の自転車走行中、いわゆる自爆事故で頚椎損傷や脊椎損傷、脳挫傷になってしまい、救急車で搬送されるケースがあります。中には頚椎損傷で動けないのに、泥酔状態のため動けないのだろうと判断されて長時間放置されてしまった例もあります。
■習慣飲酒をするとB1ビタミン不足に■
習慣飲酒している人で不足がちとなるビタミンがあります。肝臓でアルコールを分解する場合、飲酒量が多いとアルコール分解酵素だけでは処理が追いつかず、本来は薬剤などを分解する別の酵素を使って分解することになります。この酵素を使う時に、体内のビタミンB1を消費されます。
そのために習慣飲酒をしている人は、潜在的にビタミンB1不足気味です。ビタミンB1が多い食品はなんといっても豚肉です。習慣飲酒をしている方は一日一品は豚肉を使った献立を取りましょう。
最後によく耳にする「二日酔い」
二日酔いの症状は 吐き気、頭痛、胸焼け、喉の渇き、脱力感、寝不足感などがあります。これは、前日に飲んだアルコールの分解過程で生じたアセトアルデヒドや利尿による一過性の脱水、過剰な水分摂取などがからみあった結果です。
次に喫煙が及ばす影響
受動喫煙も↓のように健康に害を与えます
こうして改めて文章を読むと飲酒も喫煙も怖いものですね。
そういえば今日からタバコ値上がりしましたね。
今回の値上げで禁煙に挑戦される方がすごく多いみたいですよ。
この政府刊行物を読むことによって、食生活などを見直せることに繋げられたらいいなと思います。
やっぱり人間健康一番ですね!