普段、生活していると、いらっとすることがあります。
満員電車でギュウギュウ詰めなのに、スマホをいじっている人がいる・・・
狭い道なのに、3人組が広がって歩いていて追い越せない・・・
不必要に大きい声で、くしゃみをするオヤジがいる・・・
こういったことって、よくあると思います。
そのときに、ふと思うのです。
この人たちは、なんで自分が迷惑行為をしていることに気付けないのかな?
普通の感性なら、ちょっとした気配りで気付けると思うのです。
でも、それに気付けないのは、どうしてなのでしょうか。
いや、むしろ、気付こうとしていないのではないでしょうか。
そう疑問を感じて腹が立つのです。
しかし、この考えは間違っているということに最近、気付き始めました。
彼らは気配りができないのではありません。
単純に頭が悪いから、気付けないのです。
気配りしようという気持ちが湧き起こらないのです。
湧き起こらない原因は、頭が悪いからです。
もうこれは、どうしようもないことです。
けなしているつもりは、ありません。
純粋に自然界の観察結果を述べているだけなのです。
爬虫類の目の前に餌をぶらさげてやると、パクついてくれるように、彼らもまた爬虫類なのです。
人間の姿かたちをしていますが、爬虫類なのです。
文字にすると冷徹なことを言っているように見えますし、実際に冷徹なことを言っているのですが、仕方のないことです。
彼らには、気配りが足りないのではありません。
そもそも頭が悪くて、気配りが不可能なのです。
足りないのではなく、できないのです。
泳げない子供に「泳げ!」と言っても酷です。拷問です。
同じように、彼らに「気配りをしろ!」と言うのも酷なのです。
それでは拷問になってしまいます。
気の利く人にとっては、ちょっとした気配りかもしれません。
でも、彼らにとっては、ちょっとどころではないのです。
超えることのできない深い溝が横たわっているのです。
マリアナ海溝です。
どす黒い暗黒のクレバスです。
彼らにとっては、永久に立ち入ることのできない領域なのです。
頭が悪いから、満員電車でスマホをいじると迷惑になることが理解できないのです。
頭が悪いから、狭い道を塞ぎながら、トロトロ歩くことに違和感を感じないのです。
頭が悪いから、バカでかい声で、くしゃみをすることに優越感を感じてしまうのです。
これはもう、仕方のないことです。
もはや、一生治ることのない病気と言ってよいでしょう。
彼らもまた、不治の病の被害者なのです。
このことが腑に落ちてから、ほんの少しだけ優しくなることができました。
