バカ貝を食す
近年、アサリの産地三河湾で
不漁が続いている。
兎に角アサリが育たないようだ。
天敵のツメタガイによる被害、
冬場の強風による稚貝の流出。
色々あるようで中止に
なっている潮干狩り場も多い。
そこへきて先週幡豆の貝から
貝毒が出てしまいまた中止の
潮干狩り場が出てしまった。
そんな中、吉良町の吉田へ
毎年恒例の潮干狩りに行った。
例年よりオープンが1ヶ月遅れ。
これも不漁、成長不足が原因。
車を停める前に料金を
払うのだが、係の女性が
「アサリはあまり取れませんが
良いですか?バカ貝は制限なく
取って良いですよ」
え?ここまで来てやめると言う
選択肢は無いのでそう言うなら
せめて料金をマケよ。
まあそんな事は無理ですが💦
取り始めるもバカ貝しか
採れないがたまにニシ貝も
とれる。ニシ貝は巻貝で
味はサザエと同じで、好き。
アサリとニシ貝だけでは
とても足りないので
いつもは持ち帰らないバカ貝を
いくつか取った。
あおやぎという名前で
関東では食べると言うのは
知ってるがここは愛知。
食べる文化が無いし
砂出しが面倒という知識も
あったが一度手間を掛けて
アサリのように砂を出さないので
何度ももみ洗いして身を裏返して
中も洗い、2度も茹でる。
くっそ面倒くさいが剥き身の
状態にして醤油を付けて食べたが
これが美味い。砂は無い。
苦労したが子供も喜んで
食べたので良かった。
これからは持ち帰るかって?
メインで狙う貝が取れない時の
保険には良いかもね^ ^