今日はせと・しごと塾で「事業化スケジュール講座」を実施しました。

7期のカリキュラムも中盤を過ぎて、個々の事業計画をブラッシュアップしていく段階に入っています。

ということで、これから何をしていくか、課題を明確にしていくワークです。
スケジュール化は、1人で作業しても、その人の好き嫌いに左右されて、どうしても取り組む内容に偏りができてしまいます。そしてどこかで行き詰まる可能性が高くなります。

そこで、しごと塾ではグループワークを採り入れています。
グループワークの意味がまさにここで出るわけですが、

自らの課題を他者に話すことにより、解決のアイデアをもらえるかもしれない。


ということです。

話さなければ、悶々と一人で抱え込む課題ですが、話せば実はすぐに解決に近づけるものもあります。夢を語り、共感してくれる人が巻き込まれてくれることとよく似ています。

◇最近お気に入りの絵画調のイメージで講座の様子をお届けします。

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グループごとに、まず1分、課題を語ります。
後で「時間が短い」と感想をいただきました。まず1分間で要約を語るくらいでないと、人にはうまく伝わりません。話し足りないくらいがちょうど良いと思います。

こうやってしごと塾では軽いプレゼンの場を何回も何回も設けて、自然にプレゼンに慣れていきます。

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1分の発表の後は、5分間チームのメンバーが「おせっかい」をします。その人の課題に対し、どのように行動していくか、解決策をひょっとして持っていれば、そのアドバイスもします。話したことで一気に解決したことがあるという感想が毎年たくさん出てきます。

また、課題を追加してあげるおせっかいもします。愛情ですね!

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チームはMAX4名に設定したので、上記の1分トーク+5分ツッコミを4回繰り返します。

自分の計画している事業の障壁となっている課題を話すことにより、「ああ、この人はこういうことに悩んでいるんだ」と、協力してくれることもあります。もちろん、普段からの関係づくりが重要ですが。そういったコミュニケーションを肌で感じる実践の場ともなっています。
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講座は午前中の2時間だけでしたが、終了後もしばらくチームで残って話に花が咲いていました。そういう雰囲気、講師としては最高に嬉しいものです。

事業化スケジュール講座をしごと塾で採り入れてからこれで3回目の実施となります。昨年で一つの完成形ができたので、今回は軽くバージョンアップさせた程度でした。

やり方を誤ると、単に「行動を強制するだけ」のワークとなってしまい、とても嫌悪感を持たれてしまう性質の講座ですが、うまく仕上がってくれました。参加者のみなさまに雰囲気を作っていただくのも大事なことで、7期生のみなさまに今日は感謝です。私も楽しく2時間過ごすことができました!

「人に話してみる」価値を体感していただけましたか?